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サンスクリット事典

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マハーバーラタ、ヨーガやヴェーダーンタで使われているサンスクリット語の言葉をわかりやすく解説します。 [参考文献] purāṇic encyclopaedia(インドの昔話百科事…
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#シャンタヌ

サンスクリット事典/サッテャヴァティー

漁師の娘 ヴャーサ、チットラーンガダ、ヴィチットラヴィールヤの母 シャンタヌの妻 [satyavatī, सत्यवती] 別名:カーリー、マツヤガンディー(魚の香り)、カストゥーリーガンディー(ムスクの香り) 天女アドリカーの娘 呪いのため、彼女はガンジス河で魚として暮らしていた。ある時、ウパリカラヴァス王の精液がたまたまガンジス河に落ち、この魚がそれを飲み込んだために身ごもった。ある漁師がこの魚を捕らえて切った。漁師はこの魚の胃から男女二人の人間の赤ん坊を取り出した。漁

サンスクリット事典/バールヒーカ

シャンタヌの弟 [bālhīka, बाल्हीक] クル朝の王プラティーパの息子。デーヴァーピとシャンタヌの2人の兄弟がいた。マハーバーラタĀdi Parva第94章によると、シビ国の王女スナンダーは彼らの母であった。バールヒーカ王にはソーマダッタという息子がいたと、『バーガヴァタ』スカンダ第9章第22節第18節に記されている。バールヒーカはカウラヴァとパーンダヴァの友であった。バールヒーカは彼らに、戦いをしないように強く戒めた。しかし、戦いが始まると、バールヒーカはカウ