バイオリン🎻上手くなってきたけど⁉️

小5のバイオリンの腕前は年末まで一進一退レベル
バイオリンは嫌いじゃないけど、練習するのが面倒くさい、それをする時間よりゲームがしたい
とにかくゲーム ゲーム ゲーム
宿題はしないとあかんから仕方なくゲームの合間にやる感じ
でもバイオリンは先生も怒らないし、先週よりほとんど上手くなってなくてもまあいいや、とナメている

私はそんな彼に、ゲームにそんだけ使える時間があるならバイオリンの練習しなさい、とか、ゲームなら言われなくても自らするんだからバイオリンだってそんなふうに自分からしなさい と毎日プンプンしている

ほんまにゲームばかりするなら、もうゲーム取り上げるで!と言ってみたり
脅しや取り引きみたいなことを言って、何かをさせるのはいけないことだと言うのは私も知っている
しかし、言葉でどんなに説得しようともゲーム様には勝てないのだ
そして、彼は私が実際にゲーム機を壊したりしないのも知っているんだろう 何も効果がない

そんな毎日が過ぎ、バイオリンを初めて一年半が経った
冬休みに入って、私はパートやPTAで家にいない日がつづき、子どもたちは家でお留守番が続くことになった
お留守番は小5の彼と高3の大学受験を控えた長男である
長女も一人暮らしから帰ってきた

ある日、久しぶりに彼のバイオリンを聞いた
めっちゃ上手くなっているではないか!!
尋ねると、毎日練習している(させられている)とのこと
ゲームの時間管理を兄のスマホでしているそうで、それを延長して欲しければ、宿題にバイオリンをこなさないといけないそうだ
タイムも計られている、つまるところは指摘されてやり直しさせられている
いやしかし、こんなに上手くなっているとは!!
これも交換条件というのものに当てはまるのだろうけど、これがきっかけでバイオリンが上手くなり、上手くなれば面白くなってくるだろうし、いつかゲームもするけどバイオリンも楽しいからしよ!ってなるかもしれない
そうなれば、お兄様さまさまだ

冬休み後に二週間ぶりにレッスンがあるのだけど、先生もものすごく驚くに違いない

兄の弟に対する威力迫力は私のそれを遥かに超えている……
これからも頼んだ! 任せた!と思う私だった笑

ここからはその兄に対する小5の弟のぼやき、である
「バイオリンわからんくせに、弾けへんくせにウザいねん」

これは兄には秘密の話である(^O^)


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