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認知症介護8つの奇跡⑨8つ目の奇跡「愛ある人の意味」

こんにちは!大髙夫妻の嫁、ユキです。
自分のセーターを編んでいるんですが、編んでいると膝にかかる編み終えたものが暖かいですよね。

介護で疲れいている方、これから親を自宅介護をするかで悩んでいる方が、ゆっくりランチを取りながら分かち合い、ヒーリング体験をして癒されるイベントも実施しますので、興味のある方は是非ご参加ください。
12/25に八王子市北野台の自宅サロンで行います。


今日で最後の8つ目の奇跡です。
また私自身の奇跡です。
私が15年間も悩んでいたことが、母の自宅介護があったから解消されて、生きるのが楽になりました。


「愛ある人の意味がわかった」


私は15年間も「愛とは何か?」と悩み続け、それには理由があります。

人にこんな事を言われたから。
「あなたには愛がない。私には愛がある」


わたしが心理学を学び始めた頃、15年前に「あなたには愛がない。私は愛がある」と、同じ心理学を学んでいる人達から言われることが多くありました。あと妹も同じ事を言うんですよね。

わざわざ言ってくる人達は、
「私には愛がある」と何度もわざわざ言うという、ウザイ共通点があります。

でも心理学を学んでいる人には、ある共通点がありました。
本人の夫婦仲が最悪であったりする人ばかりでした。
私は「愛があるのに夫婦仲が悪いのはなぜ?愛の定義は何?」と質問をしたのですが、答えは返ってきませでした。逆にキレられる始末。学んでいた心理学は学問的には素晴らしかったのですが、スピリチュアルや普遍的な原理原則に関してはニューエイジでした。ニューエイジの決まり文句「ハートを開けば~~♪」と、ハートを開くことで愛が育み、悩みも解決するというやつです。そんなニューエイジのアホな批判で15年も悩んでいた私。悩んでいたから「愛とは何か?」と自問自答したり、定義を知ろうと最近まで頑張っていました。

そんな私が
「あなたには愛がある」
と言われることが増えた。

自宅介護を始めて精神的にいっぱいいっぱいだったのに、色んな人から「愛がある」「愛がないと出来ない」と言われる事が多くなりました。

それはフランスの認知症介護のユマニチュードの実践を徹底的にやっていたのもありますし、30代で認知症になった方の認知症の当事者の本音を本で読んで、私は認知症の方に失礼な考え方があったと知り反省したり、認知症の人の世界を本で知ってから優しくなれたりと、本のおかげで母への接し方を学び、母に合うように改善しまくる日々を繰り返していたから、愛がある言動と行動に見えたのかもしれません。
昨年まで通っていた習い事の先生が、「私も自宅介護をしてるんだけど、大髙さんみたいに優しくできないの。もしかしたら、わたしの母も認知症かもしれない。」と言っていたので、わたしは「ユマニチュードの真似をしただけです。だから誰でもできますよ」とお伝えしました。そしたら先生が「なんていう本なの、教えて。」と興味をもってくれたので、ユマニチュードと認知症の人が捉える世界の本をお貸ししました。
それから1ヶ月後に先生から、「私もユマニチュードを真似して、母に優しくできたんだけど、やっぱり元に戻って喧嘩ばかり。大髙さんは愛があるから出来るのよ。」と言ってくれたのです。
でもわたしは先生にこのようにお伝えしました。
「私に愛があるかは分かりません。でも喧嘩が出来るのは、本音で言い合ってるから良いと思うんですよ。お互いが辛くないのであれば、介護をしているだけでも愛があるのかもしれないと思います。」これは謙遜でなく、わたしの本音です。
お互いに言いたいことを言えるのも、素晴らしい関係性を築けている。それは確かなこと。我慢して精神をすり減らすのは、共倒れになるのでダメなわけで。暴力をふるったり、暴言ばかり言うのは言語道断ですが、言いたいことを言える関係は素晴らしいと私は考えています。
お互いに自由な選択があるという環境を築けていると、私は思います。
テレビで外国の人が名古屋に嫁いで、旦那様のお父様、お舅さんと言いたい放題に会話をしていて、はたから見ると喧嘩をしているようなのですが、お互いに「自分の心地よい事を譲らない」んですよね。でも仲良しなんですよ。
お嫁さんとお舅さんは、自分の個を尊重している。自分の個である喜びを尊重して生きているから、相手も尊重できるのだと感じました。
だから言いたい事を言える関係は、そこに愛があるからできる事で、素晴らしい関係なんだと思います。

あと妹のおかげで愛とは何か、と気づけました。

「愛は責任が伴う」


妹ははじめのうちは、母のためにお洋服を買ってあげたり、糖尿病のことを気遣って糖質の低い調味料や、不眠症の母のために眠れるハーブティーなどを買ってくれていました。
でも母からひどい言葉を言われて、妹はキレて母に暴力を振るったのです。

母が妹に言った言葉
「生むんじゃなかった」「私の事をバカにして」

まあ~ひどい言葉ですよね。怒りますよね。
でもね「生むんじゃなかった」という言葉は、私が小学生の頃から母の独り言で何度も聞いるし、面と向かって言われてきた言葉でした。母は愛が欲しくて恋愛に走るのですが、男の見る目がないために利用されて終わるという結末を何度も繰り返していて、小学生ながらに私は「この人は目の前にいる子供が愛を与えても、この人は気づかない。男から愛されることを求めているから、何を言ってもやってあげても無理だ」と気づいたのです。小4だった記憶があります。

そして妹は自分が介護職の経験があるから自宅介護をすると言っていたのに、2週間でブチ切れて、我が家に母が来ることになったのです。その後も妹は何かとアドバイスを言ってくるのですが、実践で何も出来ないと意味がないのだと分かりました。
これは以前、書いています。

自分が嫌だから投げ出す、深く傷つけられたから暴力を振るってもOKというのは、責任感がなく自分が被害者意識で生きているのだとわかったのです。被害者で可哀そうな存在から何を言っても、何をやっても良いというロジックがあるのだと感じました。


これらの経験から私の中で愛の意味
「愛は責任が伴う」


責任が伴うとは「目的が分かっている」から、何に対して責任をとらないといけないのか、それに対してリスクを背負う覚悟があるという事です。

ビジネスだと分かりやすく理解できるのではないでしょうか。
どういう目的でやろうとしているのか、そのためのリスクも明確にしていく。でもビジネスですから可能性を感じているので、それを具現化するために仕事に取り組むわけなんですよね。

私達が母を、大阪から関東に連れて来た目的は「母の命のため」です。それが目的で、妹と協力して母を関東で住むという事が実現しました。妹がいなかったから成功はしなかったと思います。
自宅介護は日常になりますから、今までの日常が崩れるというのは覚悟が必要なわけで、初めの目的を忘れないでいることが大切になります。
認知症ですから、母も寝たきりになる可能性がある、でもピンピンコロリで亡くなる認知症の方がいるという現実もある。
目の前にいる母に対して、私自身が母に可能性を感じているから、新しい目的が加わりました。

「母の可能性を具現化していく」

母に可能性を感じたから、「母の可能性を具現化する」「母の命を守る」という2つの目的が出来たから、私に責任感が生まれ、愛がある行動に人には見えたのでしょう。でも私自身に愛があるのかは、いまだに分かりません。
愛があるかどうかよりも、自分自身と家族に対しては2つの目的を意識していく事が、私にとって大切な事です。

【自分自身と家族の目的】
①家族で楽しく暮らせる介護になっているのか。
②自分の人生も諦めないで、人生そのものが進化成長していく生き方になっているのか。

介護の目的
①母の命を守る。
②母の可能性を感じたことを夫婦で具現化していく。

自宅介護をしょうと決めた、あの時の自分自身を思い出すように私はしています。原点回帰を忘れないでいたから「愛がある人」と言われる在り方へとなったのかもしれません。
でも私達夫婦はまだ2021年9月から介護を始めたばかりで、介護は1年しかたっていないので、介護のことを偉そうに言えません。だって介護と認知症の事も知らない事ばかりですから、色んな方から学ばせていただいております。

私は15年間も悩んでいた「愛の意味」を、母の自宅介護の経験から知ることができました。その意味も正しいのかどうかは分からない。だけど自分で愛があるという人は、たいして愛がないから自分の存在価値を守るためと承認欲求が自動的に働いているのだと分かりました。それが分かったことで、私の人生は生きやすくなりました。
これも母を自宅介護をしたから奇跡と言ってもいい。だって15年も抱えていた悩みが解消されたのですから。

これで介護での8つの奇跡は終わりです。
まだ母と私達夫婦の自宅介護を通した奇跡は、増えていくと信じています。
もちろん失敗もありますし、いまだに精神的にイッパイイッパイになることもあります。それでも自宅介護が1年前よりも楽になっているし、母がどんどんと元気になっているから、母の健康を目指して家族で介護を頑張っています。自宅介護をしている方々から色々から教えてもらい、家族で新しい奇跡が増えたらシェアしますね。
介護でこれがあったから良かった!と言えることがあります。

私はDNAアクティベーションがあったから、
本来の自分の感性を取り戻し、
それを介護に活かしていきました。

自分自身を活かしていく事が、母も元気になっていき、家族の団結が強くなっていきます。不思議なんですが、私の経験ではそうです。
疲れたら夫にDNAアクティベーションをやってもらい、本来の自分に戻れるように今でもやっています。
介護だけではなく、ビジネスでも全く同じなんですがね。ビジネスでは、お客様が現実で結果を出しているので!

自宅介護をしていて精神的に疲れていると感じている人、もしくは自宅介護をするかもしれないと悩んでいる方には、DNAアクティベーションを受けて本来の自分を取り戻し、自分の感性で介護について取り組めると思いますよ。すべての人に感性がありますから!
自分の感性を取り戻せ!!!
DNAアクティベーションが体験できるランチ会をやりますよ。

介護疲れや悩みを癒すクリスマスランチ会とヒーリング体験
日時:2022年12月25日(日)11:00~15:00(10:30受付開始)
費用:5,000円(税込み)
   DNAアクティベーション20分、昼食、お茶菓子、お茶付き
場所:八王子市北野台の自宅サロン
   (お申し込みの方には詳細の場所をお知らせします。)
ランチを食べながら、お茶とスイーツを食しながら、ゆったりと優雅な時間を過ごしながら分かち合いやヒーリング体験をして頂きます。
ケーキは高幡不動にある「フジウ」のクリスマスケーキ2種類から選んでいただきます。フジウのケーキ本当に美味しいの。
お申込み、お問い合わせは以下のフォームからお願いします。

イベントの詳細は下記をご覧ください。


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