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母の認知症と介護日記

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母が認知症になって10年がたちます。糖尿病から認知症になり、脳梗塞になって後遺症も残ってしまいましたが、DNAアクティベーションで親が少しずつ改善しています。本来の母はこんなに明…
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2022年2月の記事一覧

【器と糖尿病】73才の乙女心を満足してくれる器

【器と糖尿病】73才の乙女心を満足してくれる器

大谷焼の四角いお皿。
大きくないんだけど、小さすぎなくて丁度いい。

なぜなら糖尿病で認知症のお母さんは、一汁一菜だと不満顔になり、その後も機嫌が悪くなった経験から、このお皿に盛ると量か多く見えるのでお母さんもご機嫌になる。なんとも便利でちょうどいい大きさなのよね。

お母さん、むっちゃ大食いなので、私達夫婦よりもよく食べる。だから無闇に量を少なくするとお腹がすいてしまう。だから私達夫婦が満足する

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【器と糖尿病】ポップな器は食べる喜びに満ちる

【器と糖尿病】ポップな器は食べる喜びに満ちる

岡村友太郎さんの器は、お料理がポップになって満足度が高くなる。
クレヨンで描いた太陽のようだと感じたり、とにかく可愛い。

この器は小鉢の少しボリュームがあるぐらいの量がのる。見た目の楽しさあいまって、糖尿病の母も食べることに満足しそうだ。
わたしの盛り付けは大盛りだと、最近気付いてしまってから、盛り付けに悩んでいた。この器だと、それは解消される。糖尿病だからこそ、食べる喜びで満たされたいと思うも

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【介護と認知症】母の葬式の夢をみたから、ビジョンができた。

【介護と認知症】母の葬式の夢をみたから、ビジョンができた。

先日の朝起きるときに、こんな夢を一瞬だけみた。
「母の葬式」
夢か現実かわからず、驚いてすぐに目覚めた。

起きてから母の葬式の事を考えた。
誰でもいつかは死ぬ。わたしもそうだ。
母は認知症だが、まだ記憶の脳は生きている。おまけに明るく、自分の認知症も受け入れながら、現実に対して真意をついた事を言うし、家事に関してはしっかりしたものである。
そんな母と一緒にいて楽しいと感じることも多々ある私たち家

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【認知症と介護】我慢ループを作り出し、エンソフィックレイで抜け出せた

【認知症と介護】我慢ループを作り出し、エンソフィックレイで抜け出せた

介護で母のイラつきは、母に嘘がないと分かった。わたしがやりたいことを我慢してたら、母も我慢して、おまけに夫も我慢するという、我慢ループにはまる。

自分自身を内観しながら、母を観察していくと、1つの突破口が見えてくる。
その一歩を踏み出すと、スルスルとこれも出来る、あれも出来るんちゃうか!と分かってくる。

我慢ループのときは、認知症の糖尿病だからという世間の常識の枠の中でもがいていた。だから私も

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