大切なのは人種ではなく中身である

日経新聞夕刊にて、「米ゴールデングローブ賞に批判の渦」と題した記事が。

選考委員に黒人がおらず、選考に偏りが出ると批判されている。

しかし、本当にそうだろうか。

人種が偏っているから、偏った考えしかしない、というのは偏見だ。

黒人じゃなくても、黒人に理解がある人はいるだろう。

逆に、黒人であっても、黒人に理解がない人もいるのではないか。

大切なのは、人種ではなく、その人がどういう考え方を持っているかだと考える。

選考委員の人種を多様にしたとしても、偏った考え方が生まれる可能性がある。

人種の多様性ではなく、考え方の多様性を重視する、つまりその人の外見よりも中身を見る社会が訪れることはあるのだろうか。

この1年の議論を見ていると、訪れるのは相当先だと思わざるを得ない。

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