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マッチングの神様 シーズン4がアップされた

Amazonプライムで観られる『マッチングの神様 - 結婚実験リアリティ-』という番組が好きだ。

これはオーストラリアの人気テレビ番組で、心理学や化学を基に恋愛の専門家3人が結婚を望んでいる男女をマッチングさせるリアリティショーだ。
ここでマッチングされたカップルは、結婚式で初めて対面する。
そして2ヶ月半、擬似的に結婚生活をするというハードな挑戦だ。

日本の恋愛リアリティショーと違うのは、性的関係もガッツリ持つ(むしろ推奨している)ことだったり、出演者同士の喧嘩や裏切りがハードだったりして見応えがある。
割と毎シーズン誰かしらが嫌いな相手に飲み物をぶっかけている…


私はリアリティショーに対しては冷めた目で見るタイプなので、テラスハウス的なものはあまり好きではない。
おしゃれな環境、おしゃれな服装、おしゃれな職業…という浮世離れしたものに対して現実味が湧かないからだと思う。

この番組も出演後にインフルエンサーになった人も多く、出演を機に売れようとしている出演者も多くいるようだ。
だから多少は冷めた気持ちも持ちながら番組を観ているので、全てがリアルだとは毛頭思っていない。

そうであっても、この番組は観ていて本当に勉強になる。
毎シーズン最低でも2回は観る。
見る度に見方が変わるのも面白い。

結婚したい人・結婚している人・結婚に失敗した人・人間関係に悩む人(ほぼ人類全て)に観てほしい。


この実験では初対面の場が結婚式なので、とてもロマンチックな場所で美しい衣装に身を包み、きれいにヘアメイクをした万全の状態で出会う。

中には最初から見た目や言動がタイプではなくテンションが上がらない状態でスタートする人もいるが、大抵は結婚式当日は有頂天だ。

その後、新婚旅行に出てから日常生活を過ごしていく過程でお互いにどんどんメッキが剥がれていきトラブルが発生していく。

出演者たちは定期的に食事会で交流をし、更に専門家達からカウンセリングを受ける。
その際に、両者が実験を辞めたいという意志が一致するとそのカップルは脱落となる。


この番組では様々な人間関係のトラブルが起きる。
その都度、心理学的観点からのアドバイスがあるのでそこがものすごく勉強になるし、第三者目線で見れるからこそ自分なりの気付きがある。

酷い奴だとか最低な奴だなと思う人物というのは、大抵自分に似ているところがある。

横柄、常に自分が正しいと思ってる、他人の問題に首を突っ込む、他人に厳しい、他人に期待し過ぎる、他者にリスペクトがない、不満が多い…など

人の振り見て我が振り直そうと心から思う。

逆に自分の生き方に頻繁に取り入れようと思う行動は、
他者をリスペクトする、ちゃんと言葉を選ぶ、褒める、いい意味で他人に期待しない、ちゃんと謝る、感謝する…など。

「そんな当たり前なこと、わざわざそんな番組観なくても分かっとるわ!」と言う声が聞こえてきそうだ。

文字に起こすと当然過ぎることなのに、普段の生活ではなぜか出来ないから困る。


そしてこの番組を観て1番思うのは、『ありのままの私を受け入れて欲しい』という願望を持っている人は多いけど、それは不可能だということ。
多少なりとも譲歩するのは大事だ。
大事な関係なら尚更。

矛盾するようだけど、結婚においては正直さも大事になる。
心の壁があると信頼は構築できない。

これも偉そうに書いてるが、いざ実践するのは難しいから困る。

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