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原田隆史「達成する人の法則」

大掃除のこの時期、大量に本を断捨離するのだけど、
今年は15冊ほどしか処分対象の本がなかった。
例年と比べると、読む量が少し減ったような気がする。
物理的に読む時間が減ったというのもあるけれど、
精神的に「読む」ことがちょっと億劫な時期があった。
しかし、大掃除。処分できるものは処分しないと、
次に新しい本をお迎えすることができません。
スペースには限りがありますからね。

書棚に残っている本は、数々の選抜をくぐり抜けた猛者たち。
自分の中の「自分に必要な優先順位」を決めて、本を選り分ける。
いやー、今年のM-1グランプリぐらい、激戦だった。
「決断は3秒」を人生のモットーにしている私ですが、
今回は思ったよりも選抜に時間がかかってしまった。

さて、今回は「達成する人の法則」著・原田隆史。
この本の感想などを。

横書きと、縦書きのビジネス書って、
コンテンツ内容によって読みやすいか否かっていうのがあると思うんですよね。
そういう意味では、これは読みにくい部類に入ります。
中身としては80Pほどの本ですが、読むのに時間がかかった。
目標達成系指南ビジネス書かと思いきや、どちらかというとコーチング指南書です。むしろ指導者でもある私には嬉しい展開でした。
しかし、「日本一になる」という精神根性論が私には眩しい。
トップを目指すのは大事。じゃないとラクにならないから。
それこそ養成所の時代は、クラスでトップにならないとデビューできないと思い込んでいたのでそれは本当に重要。
それは分かっているのだけど、ちょっと今の私には心がヒリヒリした。

目標達成のためのコーチングシートが、目標をどんどん具体的に、細分化できるように構成されていたのがすごく良かった。
これは来年度の授業、レッスンで取り入れようと思います。
(741文字)

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