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ありがとう、全てのエヴァンゲリオン

こんにちは、Shaniです。

「シン・エヴァンゲリオン新劇場版」見ました。

普段は育児とか家族とか人生とかのことを書いてるこのnoteの通常のテンションとは明らかに異なるんですが、こんなん見たらもう書くしかないので、今日は書かせてください...すみません...。

こっからオタク全開で参ります。


注:ネタバレはないですが、どんな感じの結末なのか(グッドエンドなのかバッドエンドなのか)とかも一切知りたくないと言う方は読まないでください。雰囲気は伝わってしまいます。その代わり絶対見に行ってください。



エヴァへの思いはやっぱり特別で。
新作が出るたびに「なんだよこの終わり方!意味不明すぎだろうがよ!」って戸惑ったり、「いつになったら完結すんのもう25年ですけど(笑)」ってネタにしてきたりしたけど、いざその時がやって来たらどう振る舞えばいいのか分からないと言うか、すごく楽しみだけど楽しみにしちゃいけないような、また肩透かし食らうのが怖くて、期待したくなくて、でもやっぱり期待しちゃう。
色んな思いに振り回されたくなくて、逆に何も情報を入れないように、あええてエヴァなんてなんでもない、みたいな態度をとってきた。

映画冒頭12分の無料公開もあえて見なかったし、宇多田ヒカルの主題歌「One last kiss」を聴くのも避けた。
私は宇多田ヒカルファンでもあるので、普通だったら「わ〜いヒカルちゃんの新曲♪」って飛びつくんだけど、エヴァの力は凄まじかった。
ヒカルちゃんなんか聴いたら、もうそれは本編ネタバレだろうよって思うくらいビビってた。

しかし、しかしながら、私は「私、エヴァファンです!」と胸を張って言えるほどファンなわけじゃない。
多分多くの「エヴァ好き」はそうなんじゃないかと思う。
すごく好きだけど、きちんと理解できてるわけではないし、「ゼーレのシナリオって結局なんなの?」とか聞かれてももごもごしてしまう。
エヴァの世界観をしたり顔でアレコレ解釈できてしまうような人じゃないと「エヴァファン」って名乗っちゃいけないような、よく分かんない踏み絵みたいなものを内包する、そういうしゃらくさい昔ながらの「オタク」像がちらついてしまって、でもそういう部分も含めてやっぱりエヴァであって、受け手に様々な角度から語らせてしまうパワーのある、そういう特別な存在。

やべーすでに私もめっちゃ語ってる、エヴァこえー。

とにかくそんなこんなで見に行った。
公開初日に行くのとかも逆に怖くて、全然期待してないから〜みたいな態度を自分自身に見せるために逆に公開2週目に行ったくらいにはこじらせてたけど行った。

それでね。

超長い予告編が延々と続くので入るスクリーン間違えたんじゃないかとそわそわしてたけど、周りはしっかりオタクだらけだったからきっと大丈夫と信じて大人しく座り続けて。

で、始まって。

私ね、エヴァにたくさん期待したくなかったんですよ。
裏切られる...とまで言わないけど、「...え?は?何これ?」ってなるのが怖かったから。
でも唯一私が望んだのは(そして一番難しい望みでもあると分かっていたのは)シンジくんの幸せだった。

TVシリーズ第一話からズタボロでずっと報われなくて、でも新劇では序・破と順調に成長したシンジくん。
ポカ波まで現れて、まっすぐな眼差しでエヴァーに乗り、やっとこのウジウジ少年に光が差す世界線キタコレ...!!って思ったらQでメタクソにされたシンジくん。

彼の心中を思うと本当に辛くて、もう、シンジくんだけでもいいから、他の全員不幸でもいいからシンジくんだけでもなんとかしてくれないか、って思ってた。

そしたらさ...。

もうね...。

結局ね、映画が終わった時ね。
私の心の中はたったひとつの言葉で満ち溢れてました。

ありがとう。(おめでとうじゃなく。)

綾波、ありがとう。ほんとお前のおかげだから。お前いなかったら、やっぱりシンジくん無理だったから。

アスカ、ありがとう。誰よりも近くでシンジを理解していたからこその厳しさだったんだよね。

ミサトさんもありがとう。父と母に恵まれなかったシンジを最後まで見放さずに抱きしめ続けてくれてありがとう。

トウジとケンスケも、シンジを現実の日常に繋ぎ止めてくれてありがとう。

カヲルくん、苦しみ続けるシンジにいつも穏やかに寄り添って導いてくれてありがとう。

マリ、お前はなんかよく分かんないけど、エヴァの世界の唯一の良心だったんじゃないかと思う。ノルウェイの森で言えば緑だよ。頼んだよ。

他にもお礼を言わないといけない人が多過ぎるわ。


そして庵野監督、最後までやり抜いてくれてありがとうございます。
ずっとずっとみんなが待っていた中で、20年以上かけてこの壮大な物語を終わらせる重責は想像もできないけれど、その中で誰も見捨てない、これしかないと言えるような「終わり」を見せてくれてありがとうございます。
リアルタイムで、エヴァの始まりから終わりを見ることができたことを幸せに思います。


映画が終わって、エンドロールで宇多田ヒカルのOne last kissが流れて、余韻に包まれている中、曲が終わったと思ったら...

次はあの歌に繋がって...

もう、泣くしかなかったです。


てか「ありがとう」しか言ってない薄っぺら感想だけど、とにかくこの気持ちを今すぐ放出したかったので。


ぜひ、見てください。見届けてほしいです。


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元ITキャリア女子、現2児の母。 恋愛・結婚・夫婦・育児のことを語りながら、人や人生の多様性を伝えていきたい。 オタク気質。夫大好きです。 1983年生まれ/和歌山出身/東京サラリーマン→金沢移住して脱サラ起業した夫と宿泊&飲食業→兼業主婦