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上海のヨーロッパ、中欧街【中国生活】

こんにちは、小羊です。

この間、上海市内のある場所にお出かけをしてきました。その写真がこちらです。

中欧街

めっちゃヨーロッパやん!!!

と思ってくれた方、ありがとうございます。

この場所は上海市内にある「中欧街(Zhōng ōu jiē)」というところで、まさにヨーロッパ風の建築をイメ―ジして作られた商業施設なのです。
そこで、今日はこの「中欧街」について紹介したいと思います。

1、中欧街ってどんなところ

まず場所についてですが、地下鉄8号線の「芦恒路(Lú héng lù)」駅から徒歩すぐのところにあります。

まさに駅を出るとどーんと、ヨーロッパ風の巨大建物が現れ、「何事!?」という感じになります。

駅を出てすぐの入口

なお中欧街は小規模のショッピングエリアのような感じでして(ショッピングモールというほどまで広くはない)、総店舗数は20店舗ほどです。
そのうちほとんどが宝石店で、それ以外は食べ物・飲み物系のお店のようです。

確かに、ヨーロッパ風の外観は、宝石店を置くにはおしゃれな雰囲気でよいかもしれませんね。

2、中欧街の見どころは

宝石店でお買い物できる財力のある方を除き、一般人が中欧街を楽しむとしたら、やはり施設の雰囲気を楽しむことになるかと思います。

正直、総面積がそこまでないので、雰囲気を楽しむだけだとすぐ見終わってしまうのですが、小羊的に面白かったポイントが2つ(+1)あるのでご紹介します。

①謎の銅像たち

街自体は、大理石調の床に天井にはステンドグラス、欄干も精巧な模様付きと、かなりヨーロッパ感を押し出しているにもかかわらず、いたるところに中国の偉人の銅像が置いてあります(笑)

天井の様子

銅像自体はヨーロッパ風なのですが、銅像化されている人達は、中国近代の有名作家である「魯迅」、東晋の政治家・書家「王義之」、戦国時代の儒家「孟子」、戦国時代の法家「李斯」など、時代背景様々な中国の偉人たちです。

孟子の銅像

また、超ヨーロッパ風の広場に謎の巨大青銅器が置いてあったりもします。
ただ、それがチグハグな感じはせず、全体的に統一感がありますし、空間として完成された感じを覚えました。

まさにヨーロッパと中国の文化の融合ですね。

ちなみに、このように、中国と外国のよいものがかけ合わさって更に良いものになることを「中西合璧(Zhōngxī hébì)」といいます。
まさこの街は、中西合璧といって良いのではないでしょうか。

②結婚写真撮影を目撃できる

中国では結婚写真を色々な場所何枚も撮ることが多いのですが、その中でも中欧街のように、ヨーロッパ風の景色がある場所は人気です。その筆頭が外滩ですが、ここ中欧街も人気があるようです。
実際、小羊が訪れた日も、ウェディングドレス姿で撮影をしているカップルがいました。

特に中国の結婚写真では、男性が女性を抱きかかえて(お姫様抱っこ)、女性のヴェールが風にたなびく(※)姿を写真に撮るなど、結構凝った撮影をすることが多いです。
※当然、自然の風に任せるのは困難なので、写真に写らないところで、スタッフさんがヴェールをいい感じに引っ張って、「風にたなびく感じ」を演出してます(笑)

写真で見るととってもきれいですが、撮影現場に居合わせると、写真に写っていない人たちの動きも見えて、とても面白いですよ。

③夜のライトアップがきれい(らしい)

昼に行ったため検証できていませんが、ネットで写真を見る限り、夜にライトアップした姿も素敵です。


以上、皆さん興味はわきましたか?
この記事を見て中欧街に興味を持った方は、ぜひ夕方から夜にかけて訪問して、ライトアップも見てみてくださいね!




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