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プラダを着た野菜市場!?【中国生活】

こんばんは、小羊です。
この間、数年前に一風変わった野菜市場として上海の若者の間で大流行した「乌中市集(Wū zhōng shì jí)」に行ってみました。

この野菜市場、なぜ大流行したかというと、あの有名ブランド「プラダ」と提携していたからなんです。
※現在はすでに提携関係を終了し普通の野菜市場になっています。

提携関係があった頃のこの市場は、
外側の壁にデカデカとプラダのブランドロゴ入りの壁紙が貼られ、売り物の野菜を束ねる結束用の紙にもプラダのロゴが入っており、さらには一定数量以上の買い物をするとプラダの紙袋がもらえる…
という、まさにプラダを全面に押し出しまくったキャンペーンを打出したそうです(笑)
※興味がある人は「乌中市集 PRADA」でネット検索してもらえれば写真が出てくるかと。


ただ、その効果あってか、特に若い人の間でSNSを通じて噂が広まり、一風変わった野菜市場として一躍有名になりました。

ちなみに野菜市場のことは中国語で「菜市(càishì)」と呼びます。なお、野菜に限らず色々なものを取り扱う市場・マーケットという意味の場合は「市集(shì jí)」を用いるのが一般的です。


乌中市集でのプラダキャンペーンはすでに終了して久しいですが、小羊が訪れたときは思ったよりも人で賑わっていました。
それもそのはず、市場内の品揃えは結構良いです。
野菜はもちろん種類がいっぱいありますし、見た目では品質は問題なさそう!

野菜たち

なお、2階もありまして、そちらではお肉や卵、お惣菜なども販売しています。

お肉

そもそも古い市場をリノベーションした経緯があるので建物もきれいですし、近所の人たちにとっては台所的な存在ですね。お客さん層は比較的上の世代に見受けましたが、プラダキャンペーンの影響か、若い人もちらほら見かけました。


加えてこの野菜市場、旧フランス租界エリアにあり、特に古いお店なども立ち並ぶ乌鲁木齐中路(Wūlǔmùqí zhōnglù  ウルムチ中路)の道沿いにあります。
よって雰囲気抜群なオシャレ野菜市場であり、且つ、市民の台所としての機能もきちんとあるということで、上海市民から愛されているのではないかと思います。


もし興味をもった方はぜひ、いつか旅行がてらにでも訪れてみてくださいね!



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