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詩人《白居易》がつくった水郷の街 蘇州 山塘街を歩く

こんにちは、小羊です。
今日は上海から高鉄で30分ほどの距離にある蘇州市の、「山塘街」についてご紹介します。

山塘街は、あの楊貴妃と玄宗皇帝の悲恋を綴った漢詩《長恨歌》を作った唐代の詩人《白居易》が、蘇州の役人だったころにつくった水路の街なのです。
エリアとしてはそこまで大きくないものの、唐の時代の江南の雰囲気や悠久の歴史が感じられ、とても素敵なところです。

水郷の街って感じですね😄

歩いていてよく目に入るのが蘇州刺繍のお店です。古風な団扇には1つ1つ違う柄の美しい刺繍が施されており、小羊も1つ買って帰ろうかしらと悩みました。この団扇を持って水路で写真を撮っている方もたくさんいましたね。

中国らしい模様の刺繍が素敵です

また、シルク製品のお店もよく見かけます。
なんといっても蘇州(昔の呉)は養蚕業が盛んでシルクの産地。その影響か、山塘街でもシルクのスカーフやパジャマなど、様々なシルク製品が売られています。


あとは漢服、チャイナドレスのお店も多く、これらのお店ではレンタルも可能なため、漢服やチャイナドレスを着て街を歩いている方も多いです。
特に山塘街は江南の趣ある街ですから、漢服が似合いますね。

漢服お散歩も楽しそう!


ちなみに、小羊のように歩いて散策するのも良いですが、舟に乗って水路を散策するのもオススメです。
ちょうど今くらいの時期であれば風も涼しく過ごしやすいですし、舟の角度から眺める街も絶対に素敵ですね。


蘇州は点心もたくさんあるので、食べ歩きにももってこいです。ただこの日の小羊は食欲がなく食べ歩きできなかったため写真がありません…

その代わり、水路沿いのお店でジャスミン茶を飲んでのんびりしました。


ポットで80元くらいなので少しお高く感じるかもですが、お湯を何度も足してもらえるので永遠にのんびりしていられます(笑)
他にも若者に人気そうなオシャレバーもあるなど、歴史的なものだけでなく、新しさもあってとても面白いですね。

夕方から夜にかけての景色もとてもオススメです。灯りがつくととても幻想的で、まるで唐の時代にタイムスリップしたみたいですね!

高鉄駅からのアクセス抜群ですので、小羊のように別の街からも行きやすいです。江南のゆったりした水郷の雰囲気が好きな方、シルク製品に興味がある方、ぜひ訪れてみてくださいね。

アクセス情報
高鉄最寄り駅:蘇州火车駅
蘇州火车駅から地下鉄2号線「山塘街」駅で下車。駅から徒歩3分で入口に到着。

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