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Upworkの悪質な雇用主の話

Upworkでフリーランサーとして働き始めて9年経つ。数週間前にUpwork Pro Plusというバッジも獲得できた。これは結構嬉しい。

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それはともかく、今回の記事で書きたいのは、悪質な雇用主のことだ。今日も被害に遭った。

被害に遭ったとは言っても、お金はきちんともらえるので被害とは言えないかもしれないが。

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作業をしている途中でContract Suspended(契約保留)の状態になってしまったのだ。Upworkの契約には「時給」と「固定価格」の2種類がある。時給で請け負った仕事はUpwork Payment Protection(支払い保証)というものがある。支払い保証にはいくつか条件があり、その1つは相手(雇用主)がきちんと支払い方法を設定してあることだ。もう1つはタイムトラッカーアプリを使って「本当に仕事してますよ」と証明することである。作業をした後でWork diaryに入力した場合、相手が消えたらお金をもらえないので注意が必要だ。

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以前、相手が支払い方法を設定してあるかチェックしないで仕事をしてしまったことがある。何時間作業をしたかは忘れたが、その雇い主は蒸発し、タダ働きをしてしまったのだ。だから相手が有効な支払い方法があるか必ずチェックするようになった。

今回のクライアントから契約のオファーが届いた時には支払い方法が設定できていなかった。「支払い情報を設定しないと承れません」と言ったのだが、執拗に「オファーに合意すれば支払情報が設定されていると表示される」とばかり言う。これは嘘である。相手は支払いたくないからそう言っているだけだ。毎回同じようなやり取りをするので慣れている。「契約に関してはUpworkのカスタマーサポートに問い合わせてください」と言ったところ、「分かった、数分待ってくれ」と言って15分くらい消えた(英語でやり取りしたのだが、かなり失礼だったので悪印象)。

戻ってきて「設定できたはずだ」というけど、彼のプロフィールはそのままだった。その旨を伝えると再び消えた。1時間後くらいに戻ってきたらきちんと設定できたらしく、こちら側でも確認が取れたので、オファーに合意した。

(中略)

2時間ほど作業したとき、タイムトラッカーの画面が変わったのが見えた。オフライン状態になると画面が変わるので「オフラインなのかも」と思って確認しなかったのだが、これはまずかった。実はこの時点で彼の契約が保留されていたのだ。

これに気付いたら直ちに作業を止めた。契約が保留されたら支払い保証の対象外になるから意味がない。

相手から連絡が来る可能性はゼロである。

残念だが、64ドル稼げたので良いとしよう。

ちなみに、Upwork以外の収入の方が圧倒的に多い。Upworkは手数料が高いからだ。雇い主ごとに最初の500ドルまでは20%、500~10,000ドルは10%、10,000ドル以上稼ぐと5%になる。

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