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ドイツのクリスマス

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

今日はクリスマスでした。こちらはお天気も良かったので、買い物もスムーズにできてあれこれ順調にこなせた1日となりました。

せっかくですのでクリスマスの記事を書きます。

昨夜たまたまテレビでドイツのクリスマスの様子を放送していました。

ボクはドイツには行ったことがないのですが、なかなか面白かったのでご紹介します。


ロマンチック街道

ドイツのヴュルツブルクからフュッセンまでの約400kmの街道ルートである。ロマンティック街道は街道沿いに点在する中世都市(ローテンブルク、ディンケルスビュールなど)や美しい城(ノイシュヴァンシュタイン城、ハールブルク城など)宗教建築(ヴュルツブルクの司教館やヴィースの教会など)工芸品(クレーグリンゲンのマリア昇天の祭壇など)が点在し、フランケン・ワインやドナウ川のます料理など観光資源が豊富なルートで、最も人気の高い観光街道の一つである。

名前からいってかわいらしい感じがしますが、美しい自然や歴史的建造物をあちこちで観ることができるようになっているようです。



アドヴェンツ・カレンダー

子供たちにとってクリスマスはもちろん特別です。その冬の楽しみのひとつに「アドヴェンツ・カレンダー」があります。これは12月1日から12月24日までの数字が窓になっている一枚のカレンダーです。毎朝その日の日付の入った窓をひとつずつ開けて、その向こうに現れるクリスマスに関するイラストを楽しみにします。チョコレートが入っているものもあり、11月になるとお菓子売り場にたくさんの種類が並びます。

毎日開けるのは小さい子どもは喜びそうな仕組みですね。


クリスマス・マーケット

ドイツでは2,500以上のクリスマスマーケットが開催され、人々を引き付けると共にアドヴェントの時期をロマンチックな一時へと変えるのです。毎年、何百万もの人々が、食欲をそそるレープクーヘンやグリューワイン、焼き栗と焼きアーモンドの香りに誘われてやってきます。
ドイツで一番有名なクリスマスマーケットは、やはりニュルンベルクの「クリストキンドレスマルクト」です。クリスマスマーケットの期間は11月末の週末からクリスマス前までの4週間が一般的で12月24日には終わっているところがほとんどです。

外は寒そうですが、たくさん出店がありとても楽しそうでした。4週間もやっていれば、何度も行きたくなりますね。


少年合唱団

音楽の楽しみとしては、ドレスデン聖十字架教会合唱団によるヨハン・セバスチアン・バッハのクリスマスオラトリオ(12月12日から14日)が聖十字架教会で演奏されます。またこの有名な少年合唱団はクリスマスイブの二回のミサに出演します。またその前夜には、再建された聖母教会の前で行われるミサで、合唱団とオーケストラ、ソリストらが演奏する予定です。

ドレスデンでは音楽の演奏も鑑賞できて、とても良い雰囲気のようです。少年合唱団というのが日本では馴染みが薄いですが、実力は相当のようです。


天使

アウクスブルク市庁舎前広場でクリスマスマーケットが開催される期間中は、市庁舎の2階の窓から音楽に合わせて天使が現れる「エンゲルシュピール」というイベントが毎日行われる。18:00になると賑やかなクリスマスマーケットの照明が消されて、ヘンデルの音楽に合わせてライトアップされた市庁舎の窓から天使の衣装をまとった少女たちが次々に現れる。十数人の天使は地元の若い女性たちで幼い天使も混じっている。にこやかに微笑み、やがて高らかに楽器を演奏し、やがて観衆の大声援の中で静かに消えていくと、再びクリスマスマーケットは煌びやかな光に包まれる。

クリスマスはサンタというよりもむしろ天使なのだとか。飾りつけや小物などいろいろなところで天使がでてきます。


クリスマス・イブ(12月24日)

家庭にツリーが登場するのはクリスマスイブの12月24日で、1月6日の三王来朝の日まで飾られます。
多くの家庭ではもみの木やトウヒなどの本物の針葉樹を買ってきて24日まで家の外に置いておきます。居間に置かれたツリーは天井に届きそうなほど大きいものもあり、飾りつけにも時間がかかります。ツリーがきれいに出来上がると、プレゼントを木の下に置いていきます。プレゼントは両親から子供へだけでなく、家族ひとりひとりがそれぞれに用意して、自分たちでラッピングし、必ずカードを添える心のこもったものです。夕食の後にこの一番楽しみな時間がやってきます。みんなでプレゼントを開けるのです。

針葉樹を買ってくるとか本格的過ぎて、本場はこうやるのかと驚きました。クリスマスの想いというのが日本とはくらべものにならないですね。


クリスマス(12月25日、26日)

12月25日と26日はクリスマスで祝日となります。ドイツでは日曜日や祝日はお店が休みですが、特にクリスマスは通りに人影も少ない静かな祝日となります。
クリスマスの料理として代表的なものはカモや七面鳥です。ゆっくり食事をとったり、散歩したりして家族との時間を楽しみます。近くに住む親戚を訪ね、お墓参りをして静かに過ごすのがドイツのクリスマスです。

意外とおごそかというか、お墓参りまでするように静かに過ごすのだそうです。


いかがでしたでしょうか。なかなか見ごたえがあって、訪れてみたくなりますね。

意外とドイツの観光は日本にはなじみが薄いのですが、学生時代に毎年イギリス、イタリア、フランス等ヨーロッパに旅行にいく知り合いの女性がいたのですが、ある時旅行した中でどこが一番良かったのか尋ねたら「ドイツ」と言っていて、その時はなんでなのか意味がわかりませんでしたが、今なら街並みやクリスマスの文化等からとても良い雰囲気で楽しいところなのだろうなと思います。

いつかはクリスマスの時期に訪れてみたいと思います。


それではまた。


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