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読書感想文 #10 『沈黙のWEBマーケティング - WEBマーケッターボーンの逆襲』

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

今日で8月も終わり、明日から9月になりますね。

東京都にある遊園地、としまえんも今日で94年の幕を降ろしました。

時代の流れとはいえ、愛着があった場所が消えるのは、さみしいですね。

さて、今日はキメラゴン先生が、YouTubeで「意外と簡単なWebライターの始め方」という昨年末の回で薦めていた本を読みましたので、お話したいと思います。

沈黙のWEBマーケティング  - WEBマーケッターボーンの逆襲
松岡茂起著
上野高史作画

キメラゴンさんは現在16歳ですから、何歳の時に読まれたのでしょうか。よく理解できたなと思いました。シリーズになっており、第一部が、沈黙のWEBマーケティング、第二部が、沈黙のWEBライティングで、今回は第一部となります。

コンテンツで人を集めるための本です。


概要

ストーリーが主にマンガで描かれているのですが、エピソード毎に文章で説明がされていて、そのページでより理解できるようになっています。

Webで約1年間連載されていたコンテンツ「沈黙のWebマーケティング」を、書籍として再編集したものです。


マンガですが、通常のマンガのレイアウトとはことなり、例えるなら、LINEのようなフォーマットで、アイコンが登場人物の顔で、会話形式で、すすんでいき、たまに紙いっぱいの、”普通の”マンガとなっているので、最初はちょっととまどいながら読みましたが、しばらくすると気にならなくなりました。

登場人物

元 クロスアナリティクス社 主人公 ボーン・片桐

ヴェロニカ(片桐の恋人)

・オーダー家具「マツオカ」

松岡めぐみ、高橋裕太、吉田守、松岡英俊(めぐみの父)

・ガイルマーケティング社 外資系のIT企業

ガイルリンク、 井上、遠藤

・クロスアナリティクス社

クラークボーン、デイビット


エピソード


01 夜明けのSEO解除

02 偽りと本質のWebデザイン

03 Webライティングは二度輝く

04 逆襲のSWOT分析

05 コンテンツSEOの誘惑

06 コンテンツマーケティング攻防戦

07 真実のソーシャルメディア運用

08 G戦場のレンタルサーバー

09 さらばボーン!沈黙の彼方に!

炎の中の真実 ~エピローグ~


広報・吉田の基本解説


現在のSEOの潮流を押さえる

ガイドラインを遵守したサイトづくり

WEBデザインの本質は”言葉”

セールスレターで気持ちに訴えかける!

マイナスをプラスに転換する!

人間心理に響くコンテンツを作れ!

感情を動かすコンテンツを作る!

ソーシャルメディアに露出起点を!

503エラーは重大な機会損失

感想

著者のメッセージが、「2015年1月」初版が「2015年2月1日」とありますから、4年半前に発行された本で、「Windows8」とか、googleの話等少々古い箇所もありますが、「Webマーケティングの実用書」とある通り、非常に参考になり、教科書のようなバイブルのようなものだと思います。この本を2020年8月に知ったボクは、自身を、「遅っ!」と思ってしまいました。


デザインを重視するのではなく、言葉を重視するとか、Webサイトをショーウィンドウと意識する、などマンガの中に値千金の言葉が多数含まれており、貴重だと思います。なんでタイトルが「沈黙の」なんだろうと思いますが、読んでいるうちにわかります。

SNSに露出して増やすのに有効なTwitterにする通ずる内容(そのつぶやきで、どうなるのか意識する等)も含まれていて、参考になります。

自分の会社のWebページやケースだったらこうだ、と想像して当てはめて読めました。

ボクの勤める会社でも、google analyticsも社内で採用してまして、月1回は見ています。「ウェイバックマシーン」インターネットアーカイブ URLを入力すれば、過去どんなサイトが運営されていたのかを時系列で知ることができるのも、会社のWeb担当から「タイムマシーン」と言われて、いろいろ会社の昔のページをみたことがありました。

ボクは会社では営業で、Web担当ではないのですが、内容の量が、個人でというより、サイト運営を企業で行うレベルというか、ボリュームなのかなという印象でした。

会社のWeb担当が教えてくれた言葉の意味が、この本のおかげでようやく理解できました。

もちろん、会社だけでなく、個人のWEBにも、ブログやTwitterにも有効な内容だと思います。


いかがでしたか。 それでは、また。

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