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地方鉄道や街の衰退の打開策は?


みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

今日は曇りでしたが、小雨も降り、その中で朝からでかけてきました。土日はやっぱり晴れて欲しいものですね。

たまに出張で地方に行くと駅前のビジネスホテルに泊まったりするのですが、その度に駅周辺の寂れ具合が気になります。
さらに先日北海道でテレビを見ていたら、ニュースで鉄道の廃線について取り上げていて、その代わりにバスを運行するというものでした。

日本は少子高齢化が進み、過疎化も進み、どんどんこういったことが起きていくのでしょうか。寂しい限りですね。

駅前の寂れ具合に反して、少し離れた幹線道路沿いには大型のSCとかファミリーレストランとかいろんなお店が並び、地元の方たちはそういったところに自家用車で行き、生活をする、完全に車社会になっているようです。

車社会でいいんじゃないですか?

子どもや学生は?お年寄りは?少子高齢化で運転できない方は増えてく一方です。免許を持っていない方は? 車が便利なのは構いませんが、公共交通機関がないとそれはそれで困ります。

そこで今日は、何をしたらよいのかについてお話したいと思います。

鉄道のメリットは、線路があり、長距離の移動もでき、多くの乗客を乗せることができます。道路渋滞もありません。
デメリットは本数が少ない場合は駅か周辺で暑かったり、寒かったりする中待たねばならないとか、駅まで遠いと不便とかでしょうか。

ここで大事なのは、鉄道か?自動車か?どちらかと考えないことです。
その中間に路面電車があります。軌道もあり道路の上も走ります。
路面電車というと”チンチン電車”をイメージされるかもしれませんが、ライトレールというのがあります。

実際に富山市で運行されています。

見た目もスタイリッシュで、乗ってみたくなりますね。

さらに従来からある路面電車もあるようで、雪国の北陸地方で、市街地を簡単に移動できるというのは非常に便利で、前述の高齢者や学生などにも優しい乗り物になっています。


首都圏や地方の大都市圏では昔路面電車が多く走っていて、自動車の数が高度成長で増えすぎてしまい、邪魔になったため、地下鉄を建設しました。各地の大都市には地下鉄が走っています。

それよりも規模の小さい都市で、駅前が寂れているようなところは、鉄道駅と幹線道路のあたりを結んだり、主要な病院、市役所、大学、高校などとも結べば、地元民にも便利で、さらによそからの来訪者も増えるのではないでしょうか。

地下鉄の建設コストは莫大で、路面電車のほうが圧倒的に安いので、現実的で、鉄道は完全に外部を遮断しますが、路面電車は市街地も1ブロック毎に停まったりできるので、買い物や観光などでも、乗ったり、降りたりするのには非常に便利な乗り物でもあります。

地域を活性化することもできる乗り物なので、今後増やしていくと良いでしょう。ただネックになってくるのが建設費でしょう。過疎化している地方都市等にそういった費用を捻出できるところは少ないでしょう。
富山みたいにしたいけど、難しいというのが地方の自治体の現状かもしれません。どこがお金を出せばいいのでしょうか。

まずは国ではないでしょうか。もともと全国に国鉄が線路を敷いたように、ニュートラム、路面電車を廃線になりそうなところや駅前がさびれているところに導入できるようにニューディール政策的な国家プロジェクトを行うといいと思います。

さらにクラウドファンディングや、すっかりおなじみになったふるさと納税的なもので資金を集めるのもいいかもしれません。


公共交通機関を21世紀から22世紀に向けて、以前と同じものではなく、ハイブリッド化して街を活性化していくことで、住みやすく、人もいなくならないような魅力的な街を全国に増やしていけると思います。


それではまた。

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