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副業vs補助金

こんばんは!
秋田県仙北市で地域おこし協力隊をしているこちひらです。

新年一発目のnoteですが、今日は僕の悩みを聞いてください。
ちなみに普段はこんなことをしています!

僕は協力隊として仙北市の旅行会社の業務の一部を任されています。
まだ登記して3年目の新しい会社。
これまで補助金を借りて新規事業をいくつか行ってきました。
現在僕が立案した企画のいくつかも補助金を活用し、動いています。

僕が立案する着地型のツアーは全て弊社会員の方々の協力を前提としています。
会員には農家民宿からアクティビティ事業者から物産店から様々な業種の方々にご参画いただいています。
その方々の本業としている技術、サービスなどを組み合わせて旅行商品を作っていますが、ここで問題発生。

皆本業がある。
新規事業が面白くても、本業の合間を縫って他事業者と協議し、コンテンツを作り、完成度を高めて世に出さないといけない。
世に出したとしてもそれは本業を超える収入源には変換されません。(少なくともすぐには無理)
そして副業でありながらも顧客に認知され続ける努力もしなければサービスは売れません。
だけど限られた人的、時間的、金的リソースの中で割ける労力にも限界がある。

では補助金を利用して人員を補填したり、コンサルティング会社に販路開拓まで手伝ってもらうのはどうでしょう。
ここでも問題があります。
補助金無しでも持続できるか。
大金を獲得し、新規事業を進め、終われば当初の構想が霧散するといった現象はよく見られます。
補助金はそれはそれで用途の制限があり、期限もあります。
途中で「あ、これ成功厳しいな」と思っても採択されれば例え無駄な時間を割こうともお金を使い切らないといけない。

新しい価値を世に生み出すことは大変な労力を要します。
しかし、それ以上に限られたリソースで継続させることの難しさを今感じています。
僕が企画立案したツアーも、僕がいなくなって自然消滅しては意味がありません。(もちろん失敗から学べる、などのプラスの面もあることを理解した上で)

僕自身マーケティングやブランディングの知識があるわけでは全くないので、上に書いたような事柄も全部手探りで勉強していくしかない。

副業の限界に挑むか、補助金の限界に挑むか。

何よりも自分の能力の限界にもどかしを感じますが、協力隊を退任するときに後悔を残さないように全力疾走していきたいです。

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