見出し画像

足りない人生と満ち足りた人生、どちらもあなたの思考から始まります。

もし、あなたが将来について不安を強く感じることが多く、不幸な未来や不運な未来に対して備えることを考えて生きているとしたら、未来はそのようになります。
なぜなら私たちは常にあるべき未来を想定して生きているからです。

また、「足りない」という感覚も「足りない状況」を作り出します。

不足の思考や感覚は「足りない」場面を人生に何度も作り出してくれます。
私たちがそれを望まなくても、思考は現実化するので、否応なしに「お金が足りない」、「時間が足りない」、「愛が足りない」といった不足感の多い人生を私たちに与えてくれます。

ということは、「満ち足りる」人生を送るためには、感謝と満ち足りた感覚を常に持っていることが必要だということ。

不足感や焦り、不安から抜け出すためには、まず自分に対して足りないと感じたり思うことを一切やめることです。
生まれ育った環境、学歴、容姿、収入、資格、洋服や宝石、家や車、友人や恋人、配偶者、子供などなど人生のあらゆる事に対して、人と比べて自分には「足りていない」から幸せではない、豊かではないと決めつけることを止めましょう。

そして一つでも多く自分に与えられているものを見つけ出すことが大切です。

幸せも不幸もどちらもそれを継続する習慣によって成り立っています。
幸せを継続することは不幸な状態を継続するよりも難しいです。
それは満足感や幸福感は長く続かず、負の感情や記憶はいつまでも頭の中に自動再生されるからです。

真理を深く学び始めると、足りないものなど何一つなく、どれだけ私たちが恵まれているのかがよく分かるようになり、体感として満たされている感覚が生まれてきます。
しかし、その状態を保つためにも、日常の中で生まれるちょっとした「不足感」を注視して自分の中から追い出す作業が必要です。

足りない人生も満ち足りた人生も誰かが与えてくれるものではなく、自分の思考と感情から生み出し続けていることに気づいてください。
思考と感情が私たちの人生に与える影響が分かると、負の感情を抱えて生きることがいかに無駄なことかよく分かります。

満ち足りる感覚を私たちは意図的に忘れてこの世に生まれてきていますから、思い出すまではとても苦労します。
しかし、自分の中にある不要な記憶や感情を処分し、感謝と信頼に置き換えていくとだんだんと満ち足りる感覚を思いだし、不安がなくなり、人生が好転していきます。
その一歩は自分の思考を注視すること。

誰かへの不満や愚痴で頭の中がいっぱいなっていませんか?
将来への不安に備えることばかり考えていませんか?
負の感情や思考から切り替えて、今自分に与えられている幸運や素晴らしいものを一つでも多く見つけ出し、満ち足りる人生へと方向転換していきましょう。

KEI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?