こどもの幼稚園の担任の先生が辞めた。

「一身上の都合により退職しました」

こども6の幼稚園から、理事長名義でこんなお知らせがあった。
この春新卒でやってきた、こども6の幼稚園の担任の先生が一身上の都合により昨日付で退職したとのこと。
即日、別のベテラン先生が担任になった。

新卒の幼稚園教諭の離職率の高さ

気になって調べてみた。
新卒の幼稚園教諭、または保育士の着任後1年以内の離職率は2割とも3割ともいわれているらしい。
主な理由は、園での人間関係や保護者対応、付帯業務の多さだとか。
こどもと関わることがつらくて辞める…という人は少数派だとか。

どんな思いで学び、どんな思いで辞めたのか

幼稚園教諭なり保育士なりを目指して勉学中は、将来の夢に向かって、希望や期待、そして時に不安を抱きながらも一心に目指してきたんだと思う。
それを思うと、苦しみながら離職を選んだであろう彼ら彼女たちを思うと心が痛くなる。
一生懸命学んで、資格を取って、いざ現場に立ったら「こんなはずじゃなかった…」と現実を知って愕然とすることもあるでしょう。
そういう意味では、あっという間に辞めてゆく姿に「詰めが甘かった」と言わざるを得ないとも思える。

だけどね…
一筋縄ではいかんのよ。
現代っ子だからじゃない。
つらいもんはつらい。しんどいもんはしんどい。

お金を払って入学して、勉強して、夢を叶えて。
それでも辞めることを選択した背景をもちろん知ることはできないけれど、ただただ、働き続けたとしても、園を去る決断をするのも、そしてそれを園側に伝えるまでをもつらい思いを重ねたであろう新卒先生の心中をお察しいたします。

なんでこんなことを言うのかというと、
我が子の通う幼稚園はブラック説濃厚だから。
現場から漏れ出る「ボランティア」にかこつけた労働力の提供…
園職員であれ保護者であれ、「ボランティア」の名に甘んじられたアレコレ依頼の多いこと多いこと…
多くは語らないけれど、そんな感じ。
だから、こども6の担任の先生が辞めていった理由も「もしや…」と勘ぐってしまうのです。
事実はわからないけどね。

続けるもつらい。
辞めるのもつらい。
原因になるものが職場である幼稚園だとすれば…
(その可能性が限りなく高いんだけど)

あの先生に幸あれ、と願わずにはいられないのです。

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