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毎日音読で人生を変える~読書記録119~

2021年に出版された元フジテレビアナウンサー寺田理恵子さんの著書。

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ご主人が急逝され、これからどうしようとなった50代初め。
それでも彼女は復活した。
支えてくれた現在の事務所社長・生島ヒロシ氏との出会い。

寺田理恵子さんがこの書でも書かれていた音読の利点。納得する事だらけだった。
寺田理恵子さんがこのような著書を書かれ、活動をされていたとは知らず、私は自己流でツイキャスで朗読をしていた。
聴いてくれる人が欲しいとか、お金目当てではなく。自分の為であった。
黙読の速読だと、書かれてあることを忘れてしまうのだ。声に出すことで理解も出来、イメージが浮かぶ。認知症予防には確かによいなと思っている。
初めは1つの作品から、次々に世界が広がることもある。そう、その通りなのだ。
いちいち、寺田理恵子さんの言われることに納得していた。

例えば、私は何がきっかけかわからなかいのだが、「大草原の小さな家」シリーズを読もうと思い立った。ローラ自身が書いたものが終わったあとは、ローラ研究家の本が沢山あることの喜び。新たな感動が生まれた。
シリーズ全作品を読むうちに「訳者によって湧くイメージが違いがあること」に感動し、谷口由美子先生の訳された本を探し回った。そうなるともう、次から次へと読みたい本が出て来るではないか。

実は、私は、数年前には根本的な原因は、カトリック教会での虐めであったが、自殺したいという気持ちが強く、本を読む事から離れていた。図書館にもずっと行かなかったのだ。
カトリック教会から完全に離れ、本を読むようになり、「横浜市の図書館の本全部を読んだら死のう」と目標を決めた。
こりゃ無理だ。
読みたい本が次々に出て来る。そして、音読をやりたくなる。

と、私のくだらない体験はさておき、アナウンサー時代に受けた訓練方法を丁寧に教えてくださり、本の一部と読むポイントと教えてくださり。本当に素晴らしい本だ。

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音読するには身体を鍛えることも必要なのか。。。喉の筋肉もあるのか。などなど。もっと早くに買って読んでからキャスを始めたらとも思うのだった。
だが、まだ間に合うだろう。

良書に巡り合ったなと感謝でいっぱいである。

寺田理恵子さんが書かれていた「スモールステップ」。
「目標を持つこと」。

私にもそれなりに目標はある。だが実にくだらないものなので書かない。
自分の心の中だけに留めて、それに向かっていこう。

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