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歩けば歩くほど人は若返る

2012年に発行された登山家、プロスキーヤー三浦雄一郎さんの著書。
ちなみに、三浦雄一郎さんは昭和7年生まれで五木寛之先生、大島渚監督と同じ年。

すべての基本は歩くことだ。
まずは歩くことから始めよう。~本書より。~

この本を書かれていた時は、80歳でのエベレスト登頂を目指していた頃で、結果はまだ。

世界最高齢での登頂!!
誰にも破られておりません。

なんと!!三浦雄一郎さんは、60歳を前にして、飲み放題食べ放題!で肥満と様々な生活習慣病になられたそうで。

それをご自身で目標を決めて、70代でエベレスト登頂。
初めは、数百メートルの山もきつかったと。

それを克服したのは、とにかく歩く事。

楽天市場で拾った見本です。

アンクルウエイトと言う、足首に着けるトレーニング用のグッズを東急ハンズで見つけた時から変わったという。
今は、ハンズまで行かずとも、楽天市場やヤフーショッピングでオシャレな物もあり。

リュックに本やらペットボトルやらを入れ、日常生活でも歩く。
医者の言う事を聞いて、安静にしていてもと、痛み止めも飲まず、歩かれたそうだ。
特に、食事制限などはされず、それでも体重は減ったようだ。

三浦雄一郎さんのお父様は97歳で骨折された際、
「入院すると、リハビリが長引く」
と、自宅療養されたそうだ。
自分で出来る事を自宅でされたとか。
確かに、高齢者で入院してしまい、認知症になられた方。かなりいるし。
日常生活での運動(ニート運動)。これは、かなり重要なのだそうだ。

呼吸はまず吐く事から。三浦家の3代父子が言われた。
まず、吐き切る。お腹での呼吸、片方の鼻を手で押して、口を閉じての呼吸。呼吸の大切さも書かれていた。
(過呼吸など、パニック発作の人は、ビニール袋を口に当てて息を吐かせるのを見た事がある。)
エベレストの辺りは、空気が薄いので呼吸は必要だ。
お釈迦さまについて沢山の書を書かれている五木寛之先生も「呼吸」については、同じに「吐く事が先」と言われておられた。
仏教の生まれたネパールは、標高3000mを超える地域に人々が普通に生活しているわけで、納得する。

私は変形性膝関節症と診断され、医師の言う「安静」「階段、坂を避ける」を守り、サポーター、痛み止めと。そんな日々もあったが、違う考えの整体師さんと出会い、傷みが和らいでからは、とにかく歩いている。

三浦雄一郎さんのように、エベレストは無理でも、日本の険しい石段を上がるお寺巡りをしたいからだった。

私自身の今の生活は、多少の痛みはあっても、痛み止めを飲まずに動く、歩く。階段を使うことだ。
以前は、普通に横になるだけでも辛かった膝の痛みも、膝サポーターを辞めてキツイ坂道を往復して駅まで歩く。そんなことから、たまに心地よい筋肉痛はあるものの、医者に世話になるような痛みはない。

さあ、石段を上がる旅に出かけよう。


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