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増税なしで財政再建するたった一つの方法~読書記録75~

2013年発行、経済ジャーナリスト、エコノミストの門倉貴史氏著。

2012年、第二次安倍政権が発足。
「アベノミクス」なる言葉を掲げての経済策を打ち出していた当時に書かれたもの、という時代背景を考え、読むとよいかもしれない。
又、当時は、まさか、日本中、イヤ、世界中を襲う「自粛」「外に行けない」などの予想外の経済にも影響を与える出来事はエコノミストといえども読めなかった。それも踏まえたいと思う。

これを読むと、日本のみならず、21世紀に入り、どこの国も例外はあるものの、財政難なのだな、と知る。特にヨーロッパ。それを補うべく、面白い税金を作っても効果はなし。

著者は、「地下経済」に眠る財源を!!と熱心に主張されていた。
つまり!非合法で得た収入、もちろん、税金は全く納めていないものだ。
例えば、合法ドラッグでの収入、売春婦がそれによって得た収入を税金として納めるように、売春の合法化。などを上げている。

だが、どうなのだろう。
オレオレ詐欺に見るように、そのような団体の元締めは賢く、法律の目をかいくぐるのが上手い。

そこで!!私が考えたものは!!

竹中平蔵が日本国中が見守るテレビ中継で
「私は、上手い事、節税とか言うごまかしの税金逃れをしてきました。弱い者には低賃金で働かせ、弱い者から沢山の税金を取り立てました。それをここに悔い改め、私の資産を国にお返しいたします」
と、まるで聖書に出て来る悪の取税人のように告白し、悔い改めるのだ。
そして、他の脱税行為をした者たちも悔い改め。
政治家と宗教家は
「今後は、自分たちは贅沢をしないで、人々の為に尽くします」
と言う。

ま。実現することは0%でしょう・・・(笑)

それから、著者が、最後の方に、いくつか、こんな副業とあげていたのだが、私の考えとは合わないものが2つあった。

高齢者のお宅での便利屋さんなどは賛成だが、自分の髪を売る、人の愚痴をお金を取って聴く。この2つは賛成しかねる。

私は、もう何回となく、髪の毛を小児がんの子どものカツラを作る団体に寄付している。ついでに一緒に献金も。世の中には、苦しみながら髪の毛がない人が沢山いる。その人たちには無償で自分の出来る事をすべきではないのか。
人の愚痴を聴くのも、ネットカウンセラーに騙された経験から(高いお金を払った後で態度が一変)、お金なしで聴いてもらう所がベストだと思う。
それこそ、お寺や教会など。
ボランティア活動でされている婦人会メンバーもいるし。

ということで、私の感想のみをここでは書いておいた。
全編は、ツイキャスをどうぞ。


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