調和

私達、人を原子を超えて小さく見ていくと素粒子になります。私達の周りにあるもの、地球、そして宇宙を小さく見ていくと素粒子になります。

そう、私達は見え方は違っても同じものからできている。地球を痛めつけるということは、自分自身を痛めつけているのと同じ。

そう考えたとき、自分だけでなく、人だけでなく、周りの環境や地球に対して少なからず愛情が浮かんでくる。

毎日何も言わず、私達を照らし温めてくれる太陽。私達に必要な食物や動物を育ててくれる大地。すべて根っこは同じ。

ただ、見た目が違い、役割が違うだけ。人はなんのために生きるのか? ただ、魂の成長のために生きる、のだと思う。地球や周りの環境はなんのために生きているのか? それは人が役割を果たすためのサポートをしてくれているのだと。

人が一番偉く、地球の支配者である、などということは亡言に過ぎない。環境が悪くなれば、人は生きていけない。ただミツバチが全滅しただけで、人は食料を得ることができなくなる。

小さな存在。

私は西洋文明が嫌い。今の日本も良いことばかりではない。調和ではなく対立を良しとしているから。

人は調和の中でなければ生きてはいけない。宇宙と、地球と、自然という環境と。

工業や科学の進歩も否定はしない。けれども調和の中での進歩が必須。調和を乱せば、それは単なる破壊にしかならないから。

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