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MX Mechanicalワイヤレス キーボードを使ってみたレビュー(Miniじゃない)

数年ぶりにキーボード買い換えを行いました。
今回購入したキーボードは、ロジクールのMX Mechanicalです。

今回は、このキーボードを買った記念に指慣らしを行うため、記事を執筆します。ついでに、何故購入したのか、使ってみてどう感じるかの感想なども記していきたいと思います。


購入の経緯

これまで使っていたキーボードはRealforce R3S Keyboardでした。

Realforce R3S Keyboard

買い替えのタイミングにした理由はいくつかあり、1つはこれまでWindowsのみを使っていたWindowsのヘビーユーザーだったのですが、今後はWindowsとMac両方使用する機会が増えると感じたためです。Realforceのキーボードは非常に静音にすぐれ、深く、スコスコと打ちやすかったのですが、MacとWIndowsの頻繁な切り替えを行うには若干不適だと感じたため 両方の切り替えが簡単なキーボードを探していました。

次に、テンキーレスではないキーボードが欲しいと思ったためです。
プログラマーたるものテンキーを使うなと新人の頃先輩エンジニアの方からこっぴどく指導を受けて以来、なんとなくテンキーは無い方がいい気がしていました。もちろんテンキーレスのメリットも多く、携帯性に優れていたり、そもそも使わないのであれば取り除いた方がデスクの上も広く使うことができます。
ただ最近感じることとして、なんだかんだ数字入力(特に金額など)を行う機会も増えてきて、テンキーって結構使う機会多いなと。昔と違い、テンキーの数字と数字キーをケースに応じて自然と使い分けるようになっていますし、テンキーをわざわざ排除することもないのではないかと今回考えました。
もちろん携帯性を重視するのであれば75%や65%の小さなキーボードに軍配もあがるかなと思いますが、自宅で使うこと前提であれば1つフルサイズのキーボードがあってもいいと思います。

またこれまではメンブレン方式のキーボードが大好きだったのですが、最近の自分の中での流行りがメカニカル方式になってきており、メカニカルキーボードだと嬉しいな~という願望もありました。

そして、デスク上の掃除しやすさ……すなわちワイヤレスであることも求めています。

比較対象

そうなった場合に購入対象にまず上がってくるのはやはりHHKBになるのかなと思いますし、実際最初のうちはHHKBの購入を検討していました。

HHKB

ですがHHKBの購入にあたり一番ネックになるのがその価格……いいものであることは分かるのですが、3万円台はなかなか気軽に手を伸ばすわけにもいかない価格帯ではあります。また、自分の願望をかなえるキーボードはHHKBしかこの世に存在しないのか?とも思いまして、もう少し調べていたところであったのが今回のMX Mechanicalだったということになります。

その他の比較対象

KeyChron
デザインのカッコよさや打鍵感の良さなどの評判から

DELL ワイヤレスキーボード
安価!それでいて案外使いやすく人を選ばないキーボードであることから

MX Mechanicalの決め手

まずは、WindowsとMacの切り替えの手軽さです。
デスク上の構成として、メインで使うディスプレイモニターがあり、そこにWIndowsかMacbookどちらか1台をケーブル接続することで給電+キーボード接続がなされるようにしています。そのため、デスク上で頻繁に切り替えるのはノートPCだけでそれ以外の周辺機器はすべて動かす必要がないことが理想です。
MX Mechanicalは接続端末をキーボード上のスイッチで簡単に切り替えることができますので、この点に魅力を感じました。また、複雑な設定変更をせずとも初めからキー印字がWIndowsとMac両方に対応している点もよかったです。いわゆるミニマルさみたいなところを気にする方には印字が多く、気になる部分も多いのかなと思いましたが、私は実用性を重視していたため特に気になりません。むしろ本当の意味で両方のOSに対応している、まさに求めていたキーボードに出会えたという気持ちで結構嬉しい気持ちです。

次にキーボードの大きさですが、今回は冒頭でお伝えしているようにテンキーのあるフルサイズキーボードを購入しています。ただこのMX Mechanicalにはテンキーレスの「Mini」もラインナップとして存在しています。
(余談ですが、実はMX Mechanicalのことを調べると大半がこのMX Mechanical "Mini"のレビューだったりします。やはりみなさん小さくスリムでスマートなガジェットが好きなのでしょうか……)
で、Miniではなくテンキー込みのキーボードにした理由は前述の通りなのですが、実はMiniにしなかった理由がもう1点あります。それはMiniのキー配列が自分に合わなそうだったためです。

MX Mechanical Mini

これがMX Mechanical Miniの配列なのですが……。これは完全に好みですが、Enterの右側のdel, home, gp up, pg dnあたりのキーを恐らく自分はめちゃくちゃ間違えて押すだろうな!という想像によりMiniにしませんでした。練習すればタイポもしなくなりそうですが、練習したくないな……というのが率直な感想です。
ただこのMX Mechanical、専用のソフトウェアでキーをカスタマイズできたりするので、おそらく無効化すれば解決できるかなとは思います。回避策もありつつ、自分向きではないなと感じたのがMiniにしなかった理由です。
ただし、その恩恵でかなり小さいサイズに収まっていますし、実際フルサイズのMX Mechanicalを使ってみてかなりいい感じなので、なんだかんだ言っても携帯用のサブキーボードとして買いたいかもと思いつつありますw

そして、MX Mechanicalがメカニカルキーボードであることも決めての理由で、Type-C充電式ワイヤレスなのもいい感じです。かなり使い勝手のいいキーボードというか、痒い所に手が届くような嬉しさがあります。このような細かい使い勝手などもすべて比較して検討した結果、今回はMX Mechanicalの購入に至りました。

実際に使ってみて

MX Mechanical

この記事は、すべてMX Mechanicalを使って執筆されています。
実際に使ってみての感想ですが、かなり使いやすく、満足感が高いです!

MX Mechanicalは赤軸-茶軸-青軸から選択することができて、今回私は自宅用であることも考慮し打つのが気持ちよさそうな「青軸」を選んで購入しています。

結論、青軸はとても自分好みで大正解でした。
ほどよく押し返す弾力、深すぎないストローク、カチカチを超えてバチバチと音がする打鍵音。これらにより打鍵感の気持ちよさが飛躍的に向上しました。文章作成が楽しくなる……。

MX Mechanicalの気になるところ

かなり満足しているので「強いて言えば」みたいな部分になってしまいますが、青軸のバチバチの大きさはかなり大きいので、なんらかのハラスメントにならないよう間違っても公衆の場やオフィス内で使うのはやめましょう。気にしない人ばかりであれば特にいうこともないのですが、めちゃくちゃ音デカいです。


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