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社会の広告社

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(株)社会の広告社での仕事のこと、社会課題のこと、広告のことなど色々と発信していきます。
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#ソーシャルグッド

踏み出してよかった!サポステオンライン座談会(書き起こし)2021.12.3開催

山田「はい、みなさん、こんばんは。踏み出してよかった!サポステオンライン座談会はじまりました。進行は私、社会の広告社の山田英治と申します。よろしくお願いします。そしてゲストには、今回、サポステのPR動画にご出演していただいた生駒里奈さんに来ていただきました。生駒さん本日はよろしくお願いします」 生駒さん「みなさん、こんばんは、生駒里奈です、よろしくお願いします!」 山田「よろしくお願いします」 生駒さん「山田さん、トーンが暗いですね^^ さっきまでめちゃくちゃぐんぐん気

経理の妻が聞く! ちゃんと知らなかった『社会の広告社』の仕事の話①高齢者施設が学校ってどういうことですか? 「ライフの学校」のブランドデザインについて教えてください。

妻)去年から頻繁に仙台市を訪れていた案件「ライフの学校」が無事にオープンとなりました。今回、その「ライフの学校」の仕事について教えてもらいたいと思います。よろしくお願いします! 夫)よろしくお願いします! 妻)まず、どのようなきっかけで担当させていただくことになったのですか。 夫)2018年からプロデューサー、クリエイティブディレクターとして担当させてもらっている社会福祉HERO’S TOKYOという社会福祉業界のスピーチコンテストが縁で、現在、ライフの学校の代表理

商業広告はやらない、社会テーマ専門でやりますって、よくそんなワガママが通りましたね?

(前回からのつづき) 妻「前回は、以前勤めていた会社(博報堂)で「民間企業の広告は一切やりません!社会テーマの広告専門でいかせてもらいます」というスタンスで仕事をしていたというお話をききましたが、一般の民間企業でそんなワガママが通るのですか! ?」 夫「いやー、ほんとにありがたいことだったと思います。でも、今までほんとにたくさんの企業の広告をつくってきました。その時代時代の旬なタレントさんを起用してキャンペーンをつくっていく、そんな刺激的な毎日を過ごしてきました。とても面白

そもそも博報堂を辞める必要はあったんですか?辞めなくても社会派クリエイターはできたのでは?#2

妻「前回は、3.11の東日本大震災をきっかけにクリエイターとしての方向性が大きく変わったというお話でした。具体的には、被災地で支援団体を支援するCM制作を始め、その活動の中で、被災地だけにとどまらない社会全体の課題が多数あることに気づいた、というところまで聞きました。 その後、どうなったのですか。」 夫「はい。東北の被災地で日本全体の社会課題に気づいたことと、もうひとつ自分を変えたきっかけとなったのが、福島原発の事故のことでした。   僕は、新人コピーライターだった時から