#269 日本で一番〇〇な川

日本で一番長い川は全長367㎞の信濃川。ちなみに流れる水量も日本一だ。
日本で一番流域面積の大きい川は利根川で、長さは日本で二番目に長い川となっている。

他にもさまざまな日本一の川がある。

日本一急な川

日本一急な川は、富山県南東部にある常願寺川。
標高2661mの北ノ俣岳(きたのまただけ)からおよそ56㎞の距離を下る。
日本の川は世界の川と比べると急であることが知られているが、国土地理院のHPの図を見ると、日本の中でも急であることがわかる。

日本一短い川

日本一短い川は、和歌山県にある「ぶつぶつ川」。

東牟婁郡那智勝浦町粉白を流れる粉白川(このしろがわ)の支川にあたり、湧水を水源としてしています。
気泡を伴って沸々と清水が湧き出る様子が、名前の由来となっており「ふつふつ」が訛って「ぶつぶつ」になったと言われています。
長さは「わずか13.5メートル」しかなく、平成20年10月21日に2級河川として法指定して以来、日本一短い法指定河川となっています。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/080400/butubutu/top.html

日本一川幅が広い川

国土地理院は、川幅を河川敷を含めた堤防の間の距離と定めている。
その距離が一番広いのが、埼玉県や東京都を流れる荒川で、埼玉県の鴻巣市と吉見市の間の河川敷で、2,537mもの距離がある。

日本一水質のきれいな川

国土交通省は、毎年「水質が最も良好な河川」を発表している。
といっても、日本一の河川を1つ選ぶのではなく、一定の基準を満たす河川を発表している。
基準を満たした河川は15河川。その中でも、荒川(福島県)、川辺川(熊本県)、五ヶ瀬川(宮崎県)の3河川は10年連続選出されている。

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