#20 ペリー来航と「たまくすの木」

教科書によく載っているペリー来航時の絵。
絵のタイトルは「横浜上陸」。下田ではなく横浜に着岸したときの様子である。ペリー来航時の横浜は小さな漁村だったことが分かる。
絵の右端に祠とともに描かれているのが「たまくすの木」である。

「たまくすの木」は現代でも開港資料館の中心に青々と繁っている。
1866年の大火と、1923年の関東大震災で2度に渡って大部分が焼失するも何とか生き残り、10mほど移植されて現代に生き残っているそうだ。

開港資料館の眼前に広がる港にかつてペリー艦隊が着工したと思うと感慨深いものがある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?