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あざとい女=媚びる女 なのか

「あざとくて何が悪いの?」なんていうテレビ番組がレギュラー化されるくらいに、世間に浸透している「あざとい」という言葉。

あざとい女なんて、少し前まではプラスなイメージは愚か、男に対して色目を使う小賢しい女のようなマイナスイメージを持たれていた印象がある。

それなのに、いつのまにか、あざとさ=正義=モテ 
みたいなイメージが作り上げられている気がする。

わたし自身は、あざとい女から直接被害を受けたことはないが、“女の敵は女” と言われるように、あざとい女は敵視されがちである。

しかし、実際はどうだろうか。

あざとい女の代名詞とされている 田中みな実様 。
あざといのはわかる。とってもあざとい、というか可愛い上に綺麗。上品で、言葉遣いや立ち振る舞いまで美しい。儚さの中にブレない芯がある感じ。

あざといのに、どこか、強い
男に対して媚びるあざとさではなく、強さのあるあざとさとでも言うべきだろうか。

毎週「あざとくて〜」を録画して見ている女のわたしからしても、田中みな実様から「媚びる女」というマイナス的な印象は感じられないのだ。

媚びる女が悪だといいたいわけではないが、わたしは人に対して媚びる人間が苦手だ。あからさまな媚びへつらった態度を見ると、思わず、うわっ…と3歩ほど引いてしまう。

そして、そんなふうにして媚びられていることに気づかない男たちにはもっと引いてしまう。いやいや、こんなん絶対わかるやろ…と思ってしまうような媚びに媚びたクネクネした女の態度以上に、コロッと騙される人間たちがいることに驚きである。

自分があざとい女になりたいかと問われると、YESとは言えないが、媚びた女にだけはなりたくない。
でも、田中みな実様のような強さとあざとさが共存する女性には憧れる。

あざとさと媚びを履き違えていない、素敵な女性になって、あわよくばモテたい人生だった。