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『価値を付けるのは自分』という言葉

lady's&gentleman、andおとっつぁんおっかさん。
皆様おはようございます。
おこんにちは、おこんばんは。

以前のブログ

にて若干触れておりますが、
今回は『価値を与える』ということについて、私の主観で少しまとめさせていただきます。

そもそも価値という言葉について

伝統的に哲学者たちは、ある実体がそれ自体でよいもの、あるいはそれ自体のためによいものである場合、その実体が本質的な価値を有するとしてきました。
ですので、哲学的には真は知性(認識能力)に対応し、善は意志(実践能力)に対応し、美は感性(審美能力)に対応している性質と表現しています。

しかし、「真理は認識の対象であり価値の当体ではなく、主体と客体の関係の中にこそ価値は存在する」として、「真」の代わりに「利」の価値を説いた方々もいます。

『価値を与える』ということ

価値を与えるということは、相手によい事を与える。
つまり、
『求めている人に、求めているものを与える』
ということです。

ですので、『どう与えるか』がカギになります。
知性を価値とする場合、AさんからBさんに伝えることで価値が与えられるとしています。
対して利を価値とする、つまり『主体と客体の関係の中にあるもの』を価値とする場合、AさんとBさんのすり合わせの上で、求めているものを与えることで価値が与えられるということになります。

知性を与えるのであれば、学校教育と同じようなものです。
『主体と客体の関係の中にあるもの』を与えるのであれば、
相手が本当に必要なもの、つまり『相手にとって価値あるもの』を与えているということになります。

であれば。
一方通行な関係であれば、必要なことは与えることはかなり難しいですし、
むしろ無価値なものを与えているかもしれません。
お互いの関係性を構築したうえで、望んでいるもの、求めているものを与えてこそ、
『価値がある』
ということになります。

『価値を付けるのは自分』ということ

『価値を付けるのは自分』というのは、あくまで自分だけの価値であり、
『価値を与える』というのは誰かと共有できるということです。
なので、『価値を付けるのは自分』ということは『自己完結する』ということになります。

最近は、
『大勢の人たちが良いと言っていることに価値がある』
といった風潮があり、
『あの人がこう言っているから価値がある』
というケースがあります。
これらは、あくまで自分の主体ですので、相手に価値あることなのかは関係ありません。

貴方の『主体と客体の関係の中にあるもの』は何ですか?

本当に価値あるものは、自分だけでなく、ほかの人と共有して初めてわかるものなのだと、改めて感じています。
ちなみに私の価値は『仕事を通して社会貢献できる』ことです。

では、貴方の価値は何ですか?

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
また次回、お逢いしましょう。
See you next.

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