【読書記録】嫌われない勇気
暇な時間に読み進めてやっと今日読破したので、感想なるものを書いておこうと思う。
今日は岸見一郎さんと古賀史健さんの「嫌われない勇気」について。一部、内容についてのネタバレもあるのでそういうのが気になる方はブラバ推奨。
結論から言えば、この本は今の僕にガン刺さりしたのだ。
簡単に要点をまとめると以下のようになる。
人間の悩みの全ては対人関係にあること。
自分と他者の課題を分ける必要があること。
原因論に生きるのではなく、目的論に生きること。
自分の幸せを実現するためには、貢献感が重要であること。
また、この貢献感は他者からの評価によるものではなく、自己の判断に基づくものである必要があること。
過去を変えることは出来ないが、未来を変えることはできる。だから、刹那的に過ぎ去る今この瞬間を全力で生きること。
どの話も今の僕の興味を惹くものであったし、これまで自分が思っていたことが上手く言語化されていて、読んでいて爽快な気分であった。もちろん、自分にとって新しい発見もあった。
特に、目的論の考え方は僕にとって目新しいものであった。原因に基づいた結果があるわけではなく、結果が先に来てそれに付随する原因が後から付いてくる。もしくは自分が付けている。これまでの僕はそんな風に考えたことは全くなかった。そして、目的論という考え方を日々の自分の行動に当てはめると、なんだか今自分のやりたいことをやりやすくなったように思う。何というか行動しやすくなったというか、フットワークが軽くなったとでも言うのかもしれない。まだ、目的論について完全に理解したわけではないが、是非とも今後もお世話になっていきたい。
アドラー心理学についてはこの本を手にして初めて知ったが、今後も継続的に触れていきたいと思う。そして、古賀さんの後書きによると、著者の岸見さんというフィルターを通したアドラー心理学というのも僕が惹かれた要素の1つなのかもしれない。また、時間があったらアドラー心理学なり岸見さんの本を読んでみようと思う。
ただ、次は軽い小説でも読んでみようかな。
またね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。 皆様から頂いたサポートは今後の自己研鑽のために使わせて頂きます。 僕の書いた文章で何か少しでも感じていただけたら、僕にとってこれほどうれしいことはありません。