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【勇】297.友人同士のM&A

ごきげんよう⸜(  ꒳   )⸝⋆*

「ハッピーエンド」のシナリオライター、
イソムラタカシでございます。

事業承継やM&Aを生業とする筆者が、
日々の業務の中で感じたことなどをゆる~く配信しております。

この「社長勇退マガジン」が、
あなたの”ご勇退”のヒントとなれば幸いです。


先日、お手伝いしていた会社のM&Aが
無事に成立いたしました٩(๑⁼̴̤̆ꈊ⁼̴̤̆)و✧

ありがとうございます。

調印式では、

神主さんに祈祷をしてもらったり、
老舗の料亭にて“鯛の塩釜焼き”を木槌で叩き割る儀式をしたり、

厳かな雰囲気に包まれながらも、
祝福モード溢れる演出で執り行われました。

それもこれも、

買い手の社長のおもてなしの精神。

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  /―――――――\ヽ
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 O、  ヽノ  /O
  ∧ ヽーノ / ∞ オ モ テ ナ シ !
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    ヽ_/  ∩ノ)
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サプライズ好きな社長のアイデアです。

調印式前日にふと思い立ち、
急きょ神主さんに依頼されたようです。

神主さんもM&Aの祈祷は初めての経験で、
お祈りの文言について苦心されていたみたいです。

そんな素直な心境を吐露しちゃう神主さんに、
一同とっても癒されました(笑)。

実はこのM&A、
筆者にとっても初めて尽くしの案件でした。

なんてったって、

友人同士のM&A、いわゆる腐れ縁というヤツです。

話を聞くと、

学生時代は互いにヤンチャをしていて、
初対面では一触即発の雰囲気。

ただ、

話してみると意気投合して、それから約30年。

業種は違えど意見交換をしながら、
切磋琢磨してきた大切な友人とのことです。

当初は、

「苦しんでいる友人の力になれば」というのが、
買い手社長のご要望でした。

友人という意味においては良好な関係ではありますが、

M&Aアドバイザーとしては、
この言葉を受け売りして、手放しで進めるわけにもいきません。

さて今回は、「友人同士のM&A」について、
考えてみたいと思います (๑•̀ㅂ•́)و✧

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