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何をしている時が1番楽しい?

Answer
「自分の想いを形にしている時。」


 自分のopnionもfeelingも全部頭の中にあるもの。普段の生活ではそれらを形にするっていうのは、なかなかないこと。でも、それを形にするということで、ある種客観的に自分の心や頭の中をみることができる。「あぁ、自分ってこんなこと考えていたんだな」とか、文章にしてみると見えてくるものもある。
 頭なの中でぐちゃぐちゃに絡まっていた糸がほどけていくように、パズルのピースがきれいにはまって大きな絵が見えてくるように。その整理整頓されていく過程がなんとなく気持ち良い。
 自分の想いを形になんて、とってもこっぱずかしいことなのだけど、純粋に楽しい。だからこのnoteも面白いって思う。絵を描くことも大好きだが、ふと思えば絵を描くっていうのも私の想いの表現方法の一つなんだろうなと思う。

 自分で改めて考えるとこの質問、なかなか難しい。なぜこんな話をしたかというと、ある学生に聞かれたのがきっかけ。すごく賢くて、その賢さに時折首を絞められそうになっている学生。

 土曜日のお昼にランチを共に。ランチっていうお話だったのにご飯を食べてお腹がいっぱいなその学生。食べ物をおいしそうという感情ではなく、体の栄養分としてみるその学生(笑)
 なんだか変わり者で面白いその人と深そうで浅い会話をレストランで3時間くらいした。今考えてみれば結局何の話をしたかほとんど頭に入っていないのだけれど、とにかくその時間は充実していてあっという間だったということは確か。

 本当に自分より年下なのかと思わされるほど豊富な情報と饒舌なおしゃべり。この人はおしゃべりが好きなんだろうなってその日に何度思ったことだろう。彼なりに色々考えていて、その自分をまた客観的に見たりして、本当にずっと脳が回転してそう。私の頭はやる気がないと回転しないのに比べたら彼のはずっとセンサーが張り出している。

 それってきっと彼の魅力なんだと思った。興味の幅が広くて、その興味を形にしようとする。論文を調べたり、本を買って読んだり。その探究心が今の彼をかたどっているのだろうなと思う。彼が自分で、「僕、無駄が好きなんです。」って言っていたのがとても印象的で、これが彼の人間の深みを出しているんだろうなって、言葉にできない感覚を持った。

 そう、無駄って本当に大事だと思う。何か目的を持って、それに向かって努力して歩むってことも確かに大事な事。でも、それだけやっていたらどうしても詰まった人生になってしまいそうだと思う。
 例えば、車のアクセルも「遊び」があるから事故にならない。もし「遊び」が無ければ軽く触れただけですぐに走り出し、最悪の場合事故につながってしまうだろう。
 私たち人間にもこれは言えて、ゆとりとか無駄って大事で、潤滑に走り出すためにもこれが必要なのではないかなと漠然と思っている。そして、その無駄も結局後から見たら間接的に良い作用をしていましたってことはよくある話。

 彼は無駄が好きだって言っていたけれど、なんだかそこにゆとりはなさそうだった。だからどうしろとか具体的なことは言えないのが私の至らないところなのだが、なんだか無駄っていうのをもっと軽く考えてみるのも、なんなら考えないっていう無駄な時間を作るのも面白いのかな。

 日記になってしまった(笑)
 まぁ、いいか。こんな時があっても。こうやってある意味能天気に考えられるところが私のいいところなのかもしれない。

 私には無い魅力を沢山持っている彼。次会ったときはメモ用紙かパソコンを持って行かないと!沢山話をするものだから、結局頭に残っていないなんてことにならないように!!


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