見出し画像

モノを作らなくてもハッカソンでチームに貢献するために必要なマインド

こんにちはー!たこてんマネージャーのろばーとです!

今回は「コードもデザインもせずにハッカソンでチームの役に立つには」というテーマで書こうと思います!

たこてん結成時はまだハッカソンで作るコンテンツも決まっておらず、自分自身バリバリコード書くぞー!という気持ちでいたのですが、実際のところ自分の立ち回りはチームのマネージメントという部分に落ち着きました。

しかしながら、これまでモノ作りをするチームのマネジメントを行なった経験は一切無く、完全に手探り状態でした。

約2週間の開発期間の中でどんな部分に気をつけていたか、そこから何が言えそうかという部分をお伝えできればと思います!

(チーム結成や役割分担の詳細は以下の記事をご覧ください!)

結論から言ってしまうと、1番気をつけていたのは「みんなが動きやすい状態になっているか」です。

短期間で世界観をしっかり保ったAR×SNSアプリの「SHABOM」を完成させるには多くの要素が絡み合っていました。

世界観を出すにはデザイナーの素敵なモックアップや素材が欠かせない。

そもそもアプリとして動かすにはフロントエンドの実装は不可欠。

会場でもデモができるようサービスとして成立させるにはバックエンドの実装もおざなりにはできない。

というように、デザイナー、フロントエンド、バックエンドのどの領域であってもその人たちの得意な作業を集中して行なってもらうことが不可欠でした。

逆に言うと、開発作業に集中するために必要な情報や仕様を整理する、コミュニケーションをしっかり成立させて状況を把握する、モチベーションを上げてガンガン開発が進んでいく状況を作る、といった開発作業以外の全てがマネージャーの担う部分になると思います。

つまりはチーム内の潤滑油の役割になるのかなと。

これがしっかりと認識して立ち回ることができていれば、使うツールが何なのかはさほど重要なことではないと自分は思っています。

(ちなみにたこてんが使っているツールは以下の記事を参照)


もうひとつ大事なのは「普段触っていない領域だからといって臆さない」ということです。

自分は普段iOSアプリをメインにやる人なので、正直な話をするとUnityで実装されるフロントも、データベースの構造とかが大きく絡むバックエンドも、世界観やUXを考慮するデザインだってどれも「最低限の話ならできるけど高度な会話は無理!」な状態でした。

しかし、最低限の話ができればいいのです。

開発に集中するみんなが取りこぼしていく部分を拾い上げて視界に入れてあげる。

開発に集中するみんなの少し先にある要素を知らせて考える内容に入れてもらう。

これをしておくだけで、後は各領域で自分が思うよりずっとすごいアウトプットがドバドバ出てきます笑

「こういうのあるよな〜」というちょっとした気づきを放置せずにチームに投げ入れる

ハッカソンではプロダクト開発から浮いた存在が作れると貴重と言われることも多いですが、

それは、こうした気づきをどんどん投げ入れることで作品の質がより上がるからだと思います。

最後に

やってみた感想として、ハッカソンでのマネージメント役に専門的な知識は必要ないです!

自分の場合は

「メンバーが集中できる環境作り」

「自分の気づきをメンバーに知らせる」

を意識して取り組むことで貢献することができました。

一緒に作品を作っていく気持ちさえあれば、開発から浮いている状態からしか見えないものは確実にあるし、それをしっかりチームに還元できる行動をしていれば、モノ作りをしなくてもハッカソンで貢献することは可能です!

マネージャーに関わらず、自分のポジションでしかできないことを探しながらハッカソンに取り組むと色々見つけられることも増えそうですね!

それでは今回はこれにて!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?