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3. 3Dプリンタで試作パーツ作り

3Dプリンタでどの程度の部品が出来るのか確かめるため試作パーツを作りました。
主におもちゃの可動部品を作るため、部品同士のすきま設定などを確認します。
スケール1/14の重機とするとギヤードモータなど購入品のことも考慮してローラーの軸はΦ6mm,固定用のビスはM3が主になります。

中央の四角部品にインサートナットを埋め込んでいます

結果、ローラがスムースに動くためには、軸と穴の隙間は0.4mm、軸方向の隙間は1mmとしました。
プラスチックどうしで滑りがよく趣味の部品のため耐久性は考慮しないので、今のところベアリングなし、無潤滑とします。

スライサーソフトの画面です

四角部品は内部が全てプラスチックではありません。
外皮が0.5mmほどの厚さで、内部は格子状の補強が入った空洞です。
スライサーソフトで自動的にそのような構造に生成されます。
厚みのあるローラも同様です。
外皮の厚さ、内部補強の形状、密度などはスライサーソフトの設定でいろいろ調整出来ますが、今はデフォルトでプリントしています。

メネジはハンダゴテで加熱圧入するインサートナットを使います。
そのテストも行いました。

インサートナットです(画像は通販サイトより)

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