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1℃の違いを楽しむ

今日も珈琲を淹れている。豆の重さ、挽き具合、水の温度に待つ時間など、何か新しく変更した時はできるだけ記録するようにしている。

今日はペルー マチュピチュの豆で珈琲を淹れる際、抽出温度を上げることにした。以前淹れた時は一口目から軽い酸味を感じるが他の豆で感じた苦味やコクがあまり感じられないという印象だった。確かに、焙煎店の説明書きにも「スッキリとしたマイルドな味わい」と言う文言。そこで、もう少し味を加えるならば温度を上げるのが手っ取り早いのではと考えた。

前回試した91℃から92℃に温度を上げて、抽出してみる。蒸らしている時の香りも、期待の分だけ良く感じる。抽出も終盤、最後の雫が落ち切る前にドリッパーを外す。温めたカップに移して香りを確認し、いざ試飲!

軽めの酸味が一口目からやってくる。いつもと同じくここで終わるかと思いきや、いつもは感じなかった苦味ともいえないコクの様なものがその後に続いてきた。おっ、これはありだ!この豆の抽出条件暫定一位が置き換わった瞬間である。

たった1℃の違いではあるものの、美味しくなるものなんだなぁ。


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