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文脈を共有していないと会話が成立しない

去年からオンライン英会話でフィリピン人の講師と会話をしているのですが、会話には文脈(コンテキスト)の共有が不可欠であると痛感しています。

例えば今日の会話でいくと、
講師「好きな日本食は?」
私「お寿司が大好きだよ」
講師「どんなお寿司?」
私「(どんなとは…?寿司は寿司だが…とりあえず好きなネタを言っておくか)エビが特に好きだよ」
講師「刺身ってこと?」
私「うん(って答えていいよね…?)」
みたいな感じでした。

寿司=生魚が講師にも共有されていると思い込んでいたなぁ、と反省しました。
私の英語力の問題もあるかと思いますが、同じ話題を日本人講師としたときには「私もエビが好きよ!」とスムーズに会話できたので、やはり文脈の共有によるものかな、と思います。

テキストでも結構アドリブが求められる部分が多く、内容は理解できているけど何を答えたらいいか分からなくて止まる、ということが起きています。

先日のテキストでは、「フランス旅行中にフランスに住む友人と会う約束をすることになりました。今から電話でその計画を立てましょう」といったお題があり、講師がフランス人の友人役でロールプレイをしたのですが、講師に「食事はどこでする?」と言われ、どこで?店の名前?種類?何を食べたいか?と考えて止まってしまいました。結局、答えられずにいた私に講師から「カフェでいい?」と言ってもらえて、そういう答えで良かったのか、と思って終わったのでした。

英語じゃなくても、仕事関係で初めて食事に行くような人に「どこがいい?」と聞かれるのは苦手です。いくらくらいが相場なのか、何を食べたらいいのか、お店の雰囲気はどんなものが適しているのか、色々なことを考えてしまいます。

文脈を共有しているというのは、同じ文化圏にいるということなのかなと思います。同じ文化圏の人とだけ付き合っていくというより、臆せず混ざり合って文脈の違いを楽しめるようになりたいです。

それにしても、英語については適当にどんどん答えるか、聞き返すなどしないと上達しないと分かっているのですが、、、先は長そうです。

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