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子育てと仕事の両立って大変だもんね、と簡単に言われるとモヤモヤする

先週は木・金と子どもの発熱で仕事ができず、その後は私がもらってしまって連休がつぶれ、今は歯が痛くなっています。(歯医者に行ったら風邪のせいで免疫力が下がって歯ぐきが炎症しているとか何とか)困ったものです。こういうことが起きる度に、世のパパママはどうやって乗り切っているのか、不思議に思います。

さて、様々なプロジェクトに入ってお仕事をしている中で、こちらから区切りをつけるケースがあるのですが、その理由を「子育てとの両立が大変だもんね」と勝手に解釈して納得されることが何度かあり、モヤモヤしています。
それもあるけど、それだけじゃない。

子育てとの両立が難しくなる要因として
①非同期型の仕事が多い(出勤が求められる、対面の会議など)
②マネジメント機能がない(私が止まったらプロジェクトも止まったまま)
の2つがあるかなと思います。
この辺りは前に書いた『出産にあたって「何とかなる」と言ってくるおじさんは大抵頼りにならない』とも共通してくる部分です。

子育て中の方が多い職場はカバーする方も負担が偏って大変という話もありますし、一概に環境が悪いとは言えませんが、仕事の継続を難しくしているのは「私の子育て」の問題であって、自分たちには何も問題がない(と思っているように見える)ことにモヤモヤしてしまいます。

私個人のことで言えば、誰と仕事をするか選べば済むわけですが、縁あって子ども政策課の少子化対策の事業の講演を受けたり、工学部の女性比率を上げるプロジェクトを担当したりして、女性の「仕事も子育ても」を推奨する立場にもなってしまっているので、簡単に片棒を担げないな、としみじみしてしまうのでした。


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