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ずるいは楽で、うらやましいは覚悟が要る

前回、「子持ち様」をめぐる議論をきっかけに思った「ずるいじゃなくてうらやましいと言ってほしい」という記事を書きました。

この話を夫にしたところ、「うらやましいって高度だよね」と言われ、確かに、と思いました。

「ずるい」はとても楽です。
相手を悪者にして、自分のところに引きずり下ろそうとする言葉です。
実現可能化どうかは相手や内容次第ですが、文句を言っていれば実現するケースもあります。

一方で「うらやましい」はうらやましいと思っている自分を突き付けられることになります。
うらやましがっている自分を自覚し、同じところに上がりたいのであれば何らかの努力や工夫をしなければなりません。希望が見えないこともあります。目指すも自分、諦めるも自分、その決断をするも自分です。

「ずるい」という言葉を使う人を見たら、「うらやましいと思う自分を認められないんだな」と捉えるしかないのか、と身も蓋もない結論に至ったのでした。


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