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「フロー型」の本・「ストック型」の本について

はじめに

本を読むのが好きで、家の本棚にもたくさん本が置いてあります。この自粛生活の中で本棚の本を読み返したり新しく買って読んだりしているわけですが、ゆっくり本棚を眺めていてふと感じたことをまとめました。

「フロー型」の本・「ストック型」の本について

勝手に下のように「フロー型・ストック型」と名前をつけてまとめてみました。ざっくりこんな傾向が多いなあというものをまとめてます。

見て分かる通り、同じ本でもそれから得られること、読むことで得ようとしていることが全く違っています。これまで本を読むことの価値は「知らないことを知れること」くらいにしか考えていませんでしたが、本によって異なる価値があるというのは初めての気づきでした。

本棚は生活と一致する?

ちなみに自分の本棚を2つの属性で分けてみると「フロー型」7:「ストック型」3くらいの比率でした。だいぶフロー型の本が多いわけですが、これは普段の生活に関係があるようです。ちなみに自分のコロナ前の生活は次のような感じです。週5日会社に12時間くらいいる。睡眠も結構必要。したがってあまり家での時間に余裕があるわけではない。そんな状況だとやはり、「すぐに」自分の欲しい答えが欲しい→字が大きくさっと読める本や明確なハウツーが載っている本に手が伸びる。こういった流れで「フロー型」の本が増えていったように思います。

ところがコロナで自宅にいるようになると一転。時間ができた+目先の課題がこれまでよりあいまいになったことで、ボリューミーでとっつきづらい分野・ザ「ストック型」に興味を持つようになりました。また、これまではある種正解を求めていたのに対し、正解がなく、自分で考察し吟味し自分の中で答えを作ることに面白さを感じるようになりました。 

結局重要なのは2つの特性を理解し、バランスよく使う事

「フロー型」「ストック型」はキャンプファイアーでいう、新聞紙と薪の関係に似ていると思います。新聞紙はすぐに火はつくけどすぐに消えてしまう。薪の方が長く燃え、熱を伝えることができるけど火が付くには時間がかかる。両方があってこそスムーズな火おこしができると思います。
今後コロナが落ち着けば、きっとまた忙しい毎日が戻ってきます。その中でいかに2つの側面の良いところを理解してバランスよく本を「使う」かが大切だと思います。

また余裕がなくなった時はこの記事を読んで本棚を見返します!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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