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本読めない

 前回、「読めない作家」について書きました。今回は、「読めない本」について書きたいと思います。山ほどあるので、ごく一部を紹介します。

海外文学


『裸のランチ』(ウィリアム・バロウズ)

 理由は分かりませんが必読書だと思っています。もちろん読んでないんですけど。難しいんだもん。ぱら見しても全然わからない。でも読むべきということを読書好きの本能が察知している。

『とうに夜半を過ぎて』(レイ・ブラッドベリ)
 『華氏451度』は読んだの。面白かったので買ったのですが、読んでないの。なぜでしょう。無人島に行ったら持っていきたいです。

『町でいちばんの美女』(チャールズ・ブコウスキー)
 
これは持っています。持ってニコニコしているだけ。ブコウスキーの随筆も面白そうだと思っているんだけど、まず手元のこれを読みたい。読めないんだけど。

日本文学

『細雪』(谷崎潤一郎)
 谷崎潤一郎は、『陰翳礼讃』と『痴人の愛』は読んだ。でもこの名作が読めない。長い。実家においてあるんだけど、手をつけられなかった。田辺聖子が絶賛していて、田辺聖子が好きなので読みたいんだけどねえ。

『火の国の女の日記』(高群逸枝)
 
女性史学の第一人者、アナーキストってかなりかっこいい。もちろん全然分からないため、随筆なら取り掛かりやすいだろうと思いました。読めていません。

『夜は暗くてはいけないか』(乾 正雄)
 タイトルに惹かれて立ち読みで買った本。建築学というよりも、本当に照明にフォーカスした本だそうです。ぱっと読めそうなので空港とかで読みたい。パッと読めそうなのでなぜ読めないか。

『ロシア構成主義 生活と造形の組織学』(河村 彩)
 ロシアの美術好き〜って気軽に買ったらひっくり返るほど難しかった。難しすぎてコメントのしようもない。読めたらかなり自己肯定感上がりそう。

『たとえば好き たとえば嫌い:安井かずみアンソロジー』(安井かずみ)
 『古い日記』(あの頃は!!!二人とも!!!の曲)を書いた作詞家の本。金と才能と美貌とセンスがあるリア充女がマウントし続ける本。『安井かずみがいた時代』(島崎今日子)(既読)と合わせて読むと興味深くなるはず。しかしリア充マウントがすごすぎて読めない。

以上です。まだまだあるので、また思い出したら書こうと思います。集めてみると、私海外文学全然読まないな…… 勉強します。

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