見出し画像

「伝える中国語」制作エピソード―その3

こんにちは。
自分の人生に革命を起こす
「新世界」をつくる深谷百合子です。

現在販売中の雑誌「伝える中国語」

おかげさまで
今回も沢山の広がりができています。

中国人女性と結婚した友人に
プレゼントして下さった方や
言語交換パートナーに
プレゼントして下さった方など
本当にありがたい限りです。

今日は雑誌に掲載されている記事
「ママのための中国語会話」
についてのエピソードです。

「ママのための中国語会話」は
昨年販売した創刊号にも載っています。

この記事を書いて下さった女性は
実は私が中国語の講座を始めた時の
初めてのお客様でした。

彼女は二人の男の子を育てる
ワーママ。

そんな彼女には
気になっていることがありました。

「日本に住んでいる外国人が
言葉の壁のせいで
必要な情報が届いていない。
私たちが当たり前にできていることが
できていない」

例えば
自分の子どもと同じ保育園に
子どもを預けている中国人ママが
言葉が通じなくて困っている様子を
たびたび見ていました。

そこで彼女は
保育園からの遠足のお知らせや
その後の写真の申込方法など
中国語に訳して
その中国人ママを助けてあげていました。

それでも
写真の注文方法がわかりづらくて
結局中国人ママは
写真をタブって注文してしまい
本来なら払わなくてもいいお金を
払う羽目に……。

彼女は、そんな状況に疑問を感じる一方
「もっとスムーズに伝えられたらいいのに」
と思っていたのです。

「こんなに身近に、普通に一緒にいるのに
どうして壁があるんだろう。
日本人の友達ってできるんだよ!
それを伝えたいと思って……」
とお話をされていました。

「例えばどんなことを伝えたい?」
「もう普通に日常の生活のこととか。
こんなことやってるよというお知らせとか」
「あぁ、かわら版みたいな?」
「そうです!」
「そんなにページ数多くなくて
フリーペーパーみたいな感じだねー」
「そうそう。日常で寄り添ってくれる人って
いるんだよって伝わればいいな」

そんなやり取りがありました。

その後、
「私はもっと中国人ママと話をしたいけど
語彙力が足りてないなぁと感じている」
というお話になりました。

「例えば中国人ママとは
どんな話をしたいの?」
「うちの子オムツとれてさぁ とか
離乳食どうしてる? とか」
「あぁ確かに。オムツとか離乳食とか
私には無縁の世界だから
何て言うのか知らないわ(笑)」
「今まで勉強してきた中には
無い単語ですもんねー」
「無いなら、作っちゃえばいいじゃん。
本書けるよ」

そんな会話をした時に
イメージがバーッと浮かびました。

ママの会話なんて
私にはできないけど
彼女にはできる!

かわら版に
「ママのための中国語」
というコーナーがあるのを
はっきりとイメージできたのです。

実は彼女とこの話をした前日の
2021年12月12日の夜、
私は天狼院書店から
「今度新しく雑誌ゼミを開講します!」
というお知らせを受け取っていました。

前から気になっていたゼミで
受けようと思っていたのですが、
中身をどうするのか
まだボンヤリとしていました。

でも、
イメージがありありとできた私は
早速雑誌ゼミの申込をしたのです。

その後、彼女は
「ママ友とこんな会話をしたい!」
と思う内容について
中国語に訳した作文を
たくさん書いて下さいました。

どれも生き生きしたやりとりが
書かれていました。

前回の創刊号に掲載したのは、
1ターンの短い会話文でしたが
今回の第2号には
少し長めの会話文を掲載しました。

赤ちゃんの夜泣きで眠れないママの愚痴。
保育園の卒園を迎えたママ友との会話。

添削をした中国人の先生からも
「ママの思いはどこでも同じだねー!」
とコメントを返してくれました。

日本に住んでいる中国人ママと、
そして
駐在先で出会った中国人ママと
こんな会話ができたら
楽しいだろうなぁと思います。

そして今
彼女は転職をして
「中国語を使った仕事をしたい」
という夢を叶え、
日々新しい挑戦をしています。

そんな彼女の
中国人ママへの思いが溢れた記事を
ぜひ読んで頂けたら嬉しいです。

雑誌「伝える中国語」
お申込みフォームはこちらです↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?