見出し画像

オフィスで働かなくなったことで良かったこと、困ったこと

ZEROBILLBANKは、2020年3月から在宅勤務に完全に移行しました。2020年8月末には10人が常駐できるオフィスをほぼ解約して、登記および書類の保管場所としてオフィス契約にしました。現在、新しいワークスタイルで事業成長のため創意工夫をしています。

会社の大きな機転になったため、組織面でのよかったこと、困ったことをまとめたいと思います。

良かったこと 

将来を考える時間が増えた
家族や地域で過ごす時間が増えたことでメンバーの中には地方に転居したり、移動のため自動車を買ったりメンバーの人生を考え直す機会になりました。

事業も不透明な時代に入ったことで受注しやすい商材や商流をチームで検討した結果、メンバーが経営チームに提案できる体制も構築できたため、自分で考える組織になるきっかけになりました。

業務効率が向上した
オンラインで業務をするとそれぞれ自身の画面を見て会議を行うためトピックに集中して議論、報告するようになりました。加えて会議と業務の切れ目がはっきりして業務時間の確保が可能になり効率が高まりました。

困ったこと

働きすぎてしまう
通勤を考えなくてよくなったため、やりたいことに対して時間的制約が弱まり働きすぎるメンバーも出てきました。対策として肉体面・精神面のモニタリングをして、業務時間を最適化する施策をお願いしました。最近はメンバーもリズムが取れてきたのか、平常に戻ってきました。

コミュニケーションが難しい
対面でのコミュニケーションと比べて相対的に情報量が少ないため、誤解や誤伝達することが増えました。対策として対面の情報量に替わる各メンバーの信頼残高を増やすべく、チーム・組織間での会議体を設けて情報交換を密にすること、バーチャルオフィスで雑談する機会を設けました。現在はメンバー同士の信頼残高が高まってきたため、対面と変わらない質でのコミュニケーションができるようになりました。

双方向性の議論が難しい
対面であればホワイトボードに向かって膝をつきあわせて新しいアイデアや改善点を考えることができていましたが、オンラインミーティングであるとアジェンダに集中してしまうため、Out of Boxの話をすることは難しいと思いました。対策としては参加者は意識的にアジェンダ以外の議論をすることこと、オンラインにこだわりすぎずFace toでの会議を設定することなど柔軟に対応することを心がけました。現在はオンラインでも発散議論ができるようになってきました。結局、慣れが一番大きかった気がします。

まとめ 

新しい働き方に移行した当初は課題や不安がありましたが対策を講じて、かつ在宅勤務の慣れが高まると自然に治りました。

想定外の収穫としてはメンバーの仕事に対する姿勢や働き方が変わったことです。自分で考える時間が増えたためより深く思考することができ、業務の本質部分を考えるようになってきています。オフィス勤務をやめたことにより組織の成長の土壌が整ってきたと感じています。

在宅勤務体制への移行を検討している企業があれば今後の成長戦略として在宅勤務を主とした組織改革を検討してはいかがでしょうか。

ZEROBILLBANKは、21世紀の大きな産業をつくるため、より強くなったチームで事業開発を一意専心していきます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?