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アトリエを設計する#1 きっかけ

地元である青森県十和田市に里帰りして2年と少しが経ちました。

妻も娘も僕自身もすっかりこちらの生活に慣れてきて、ありがたいことに少しずつではありますが地元での仕事の誘いもいただけるようになってきました。

まだほんとに少しですけど。


いまは自宅の一室を事務所として仕事部屋を確保していますが、少しずつ手狭になってきたなと感じるこの頃です。

加えて、作業スペースだけでなく打ち合わせスペースや、どうしても集中しなければいけない時に篭れるスペースといった、自宅内では満たせない空間の必要性も出てきました。

そこで、しっかりと仕事環境を整えるために、自宅の敷地内に離れとして小さな事務所棟(憧れのアトリエ)を建築しようかなと考えるようになりました。


普段の仕事では守秘義務やクライアントのプライバシーなどの関係から、建築設計のスタディの経過や検討の流れなどを細かく紹介することは難しいのですが、今回はそうした普段目につかないような部分も画像やテキストにしながら記録として残していこうかなと考え、シリーズ化していくことにしました。


さて、今回の建築を考えていくにあたって、すでに場所は決めています。

自宅の敷地内で最も西側に位置し、田園に囲まれ八甲田連峰を遠くに望む場所です。

小さな建築にはなりますが、これからここにどんなアトリエを考えていくか、少しずつ、あまり間を置きすぎないようにしながら、レポートしていこうと思います。

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