営業職の都市伝説にはヒミツがある
今日は少しだけ、「営業」についてお話ししようと思います。 私は実を言うと、学生のころは 「営業だけはやりたくないな・・・」 と思っていました。 あくまでも当時のイメージですが、
ノルマがきつい
上司やお客さんにすぐ怒られる
人をだますイメージがある
口がうまくないとできない
給料はいいけど入れ替わりが激しい
こんな感じで思っていました。
ほとんどが、ドラマや映画のイメージでしかないのですが、 まったくと言っていいほど良いイメージはありませんでした。
ただ、接客業は好きだったので、学生のころのアルバイトや、 最初の就職先は販売のお仕事を選択しました。
そこで、そこそこの成績を残した私は、 モノを売るのは簡単! と、傲慢になり、 ならば稼げる営業を・・・ と、27歳の時にはじめて営業を始めました。
個人宅に飛び込みをして、色んなものを販売する仕事でしたが、 ここであることに気づきました。
それは 「営業は口がうまくないとできない」は都市伝説 だということです。 よく考えればわかることですが、こんなことはあり得ません。
簡単に言うと
販売は、興味のある人にモノやサービスを販売する
営業は、興味のない人にモノやサービスを販売する
この違いが非常に大きいことに気が付いていただけると思います。
ですから、営業で実績を出している人というのは、人一倍努力をしていますし、 口のうまさだけではとても結果は出せません。
欧米では「医者・弁護士・営業マン」と言われるくらい ステイタスの高い仕事なのですが、日本ではどうしても
キツイ、苦しい、学歴に関係なくできる
そんなイメージが強く、
他にやることがなかったからしかたがなく・・・
という理由で営業を始めた人というのが非常に多い職種です。
あくまでも想像ですが、お客様も、ちゃんと納得して購入したものでも、 時間が過ぎて後悔した時に、自分に言い訳するためにこういう
営業は口がうまい
と潜在的に思ってしまうのかもしれませんね。
もちろん、人を騙す、またはそれに近い感じの目的で、 営業活動をしている人もいますが、それでも、口がうまいだけではやはり厳しいと思います。
ちなみに、営業という仕事が好きか嫌いか・・・ですが、
私は好きではありません!!!
むしろ大嫌いです!!!笑笑
でも結果を出すことはできます。
会社で昇進するため、金銭を稼ぐため・・・色々なモチベーションがあっていいと思いますし、 そのモチベーションがしっかりしていれば、しっかりと考え、知恵を絞り、 目標を達成できるわけですから、必ずしも好きになる必要はないのではないかと思います。
私は独立する前、
営業はゲームだ楽しめ!
会社を好きになれ!
などということを当時の上司から言われたものですが、完全にスルーしておりました笑
営業が楽しくなくても、結果を出すことはできます。
会社が嫌いでも、結果で貢献できます。
そういった、上司との人間関係がうまくいかず辞めていく人もいっぱいいました。 自分自身をうまくコントロールして、自分のためのモチベーションを見つければ、 結果会社も自分も成長できるのではないでしょうか?
特に今は以前と違い、営業のスタイルも大きく変わりつつあります。そういった中で、自分自身のスタイルを見つけることで、自分軸を見つけることにもつながるのではないかと思います。
そんなこんなで、今日は営業職の都市伝説のお話でした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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