見出し画像

真面目で優しい事業主さんに【ポジティブシンキング】になりましょう!は危険です。え?でもどうすれば?

そもそも
ポジティブって何?
ネガティブって何?
ってお話なんですが、こないだ相談を受けた事業主さん、ご自身の中ではポジティブシンキングだと思っていたそうなんですよ。

でも、ある人との何気ない会話の中で

〇〇さんはマイナス思考だから・・・

と言われて、

え?私はマイナス思考なの???

と思ったらしく、ショックを受けたとのこと・・・

お話を伺う中でわかってきたことは、この方の考える

ポジティブは「前向き」=プラス思考
ネガティブは「後ろ向き」=マイナス思考

そしてポジティブシンキングとは

ネガティブに考えてはいけない

という捉え方をしておりました。

例えば先ほどの、〇〇さんはマイナス思考だから・・・
と言われたのは、何かあったらどうしようという不安を持っていたこと。過去の経験や、ご自身の性格を理解し、何かあったら・・・のための対策ばかり考えて・・・

この方は、それを
「どんな状況になっても対応できるように考えるプラス思考」
だと思っていたとのこと。

正直、私にはよくわかりません笑
だってその人のポジティブ、ネガティブの基準は、その人の生きてきた歴史であり、他の人と違って当たり前だからです。

ただ、例えば不安を抱えることや、疑うこと、考えすぎてしまうことなどをネガティブというのであれば、それは「必要なことでもある」と思います。

何が言いたいのかと申しますと、

ポジティブシンキング=ネガティブに考えてはいけない

ではなく、

ポジティブに考えられるところは考えてみて、ポジティブな部分を増やしていきましょう。

くらいのイメージですね。

ちょいちょいこのnoteでもお伝えしている「226の法則」で考えてみたら、
2は産まれ持ってポジティブ
2は産まれ持ってネガティブ
6は考え方次第でネガティブにもポジティブにもなる

こんな感じでしょうかね。

何度もお伝えしてきておりますが、真面目で優しい方というのは、本当に真面目なのです。だから「ちゃんとしなきゃ」って真剣に考えるのです。
極論、0か100かみたいな感じになってしまう場合もあり、何気ない言葉にも悩んでしまったりします。

でも、大丈夫です。
ポジティブ100%の人間なんていません。

そんな人は怖いです笑

先ほどの逆を言えば、何も考えず、何も不安を感じず、何も疑わない・・・

そんな人の運転する車には同乗したくないですし、そんな人の下で働きたくもないですよね笑笑

ネガティブは決して「悪」ではありません。

ただ、くよくよ悩んでいたりするなら、ポジティブに考えたほうが良いですし、きっと人生も楽しく感じられると思います。

ですので、先ほどの226の「6」をポジティブにして、

ポジティブ80% ネガティブ20%くらいがいいんじゃね?ぐらいに笑笑

今回、もう一つお伝えたいことがあります。
それは、誰かに対して「ポジティブ」「ネガティブ」のお話をするのであれば、ちゃんと

どちらも必要

ということを含めてお話をするようにして欲しいです。

あなたはマイナス思考だから、ネガティブだから・・・

という伝え方は、真面目で優しい方の中には

わたしの考え方全てが「マイナス思考」「ネガティブ」

と捉えてしまう場合があります。

というか、そういう方が比較的多いです。

せっかくその方のためを思って伝えた言葉でも、真面目過ぎるがゆえに真剣に捉えすぎてしまう・・・

とってももったいないです。

ポジティブシンキングという言葉が独り歩きしてしまわないよう、20%のネガティブも大切な考え方として、見守って頂けたら良いのかなと思います。

今回も私の個人的な考え、意見です。

もし参考になる方がおられるようでしたら嬉しく思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。



いつもサポートいただきありがとうございます!サポートいただいたお金は、共感していただける事業主様向けの勉強会で使用する文房具やコミュニティ運営に役立てさせていただきます。