ふりかえり、KP"なぜなぜ"Tのススメ
どーも、株式会社レッドジャーニーのPecoです。
今日はKPTで見落としがちなプロセスを補うためのアレンジについて書こうと思います。
みなさんの"ふりかえりライフ"がより向上しますように!
※この記事はレッドジャーニーのアドベントカレンダー13日目の記事として書いています。よかったらWatchしてくださいね!
KPTで、「T出すの難しいなー」って思ったことないですか?
KPTの説明は割愛します。きっと一度は目にしたことやKPTを使ってふりかえりをしたことがある前提でお話しさせていただきますね。
KPはすんなり出たけど、T出すの難しいな、って思ったことないでしょうか。その原因のひとつとして考えられるのが、「KPのパートでディスカッションが足りてない」ことが挙げられます。
Tはじっくり、でもKPはただ読み上げて共有して、終わってない?
ではディスカッションとは何を話し合えば良いのか。
それは「なぜそれをKeepやProblemにあげたのか」「それはなぜ起こったのか」といった掘り下げる会話が重要です。
ふりかえりは自分たちの「プロセス」に焦点を当てて検査・適応をするプラクティスです。KeepやProblemを元に自分たちの振る舞いやマインドを浮き彫りにすることで「じゃあ、ここからどうする?(Try)」といったディスカッションをより具体的に、かつ有効なものにしやすくなると考えます。
逆にいうとTryが出しづらい=起きたことの要因、原因が明確でない。または認識が揃っていない可能性があると言えます。
KPTフォーマットをアレンジすることで、深掘り不足を回避しよう!
本来KPTはKPを深掘りして進めようね!という進め方を大事にしているはずなのですが、残念ながらフォーマットや収束に時間がかかる懸念に引っ張られて、
「KとPとT、埋めればいいんでしょ?」「KPはさらっと、Tについてじっくり話し合おう」とKP深掘りステップをすっ飛ばしていることが少なくありません。
なのでフォーマットを使って防ぐアイデアを考えてみるとこうです。
エリアの順番通りに読むと「なぜKPなぜT」もしくは「WKPWT」なのですが、語感が気に入らないので、
KP"なぜなぜ"Tと呼ぶことにしました。(別案募集中)
大事なのは「フレームワークは何をもたらしてくれているのか」を一考すること。
ふりかえりのフレームワークやアクティビティというのはネットで検索すれば、たくさん手に入りますよね!ただやり方や重要なポイントが抜け落ちている記載もあるかと思います。
それらのやり方や狙いについてよく調べることは大事です。さらにそのフレームワークがどんな内省や思考プロセスを促してくれるのか。自チームのどんな場面で使うのが有効なのか。誰と使うのが効果的なのか。そこを想像して自分なりのフレームワークを使う際のポイントを仮説立てておくことで、自分にとって武器化が進むと思います。KPなぜなぜTは、深掘り忘れがちKPTに対する私の武器としての使い方の一つです。
いかがでしたでしょうか。
思い当たる節がある方は、ぜひお試しください!
自分なりのフレームワークの使い方を突き詰めのも楽しいですよ!
そしてふりかえりの"ふりかえり"もすることでパワーアップしましょう!
良いふりかえりライフをー!ではまたー!