シェア
sagawa
2022年11月5日 23:44
著者はフランス人人口学者のエマニュエル・トッド。本書は2003年のイラク戦争前に書かれ、超大国といわれ経済も好調なアメリカが実は衰退しつつあるこということを指摘した本。本書は著者がもともと専門としていた世界の家族類型とイデオロギーの関係性の研究と、人口統計からその国の状況を読み解くという技術をアメリカに応用したものなので、そもそもの著者の持っている分析ツールについてある程度予備知識(ウィキペディア