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sagawa
2023年8月12日 09:34
18世紀から19世紀かけて活躍したドイツの哲学者イマニュエル・カントの著作。プロレゴーメナとはドイツ語でProlegomenaと書き、意味は序文というそうだ。本書の正式な名称は「学として現れるであろうあらゆる将来の形而上学のための序文」らしい。カントの代表作である「純粋理性批判」が多く人にあまりわかってもらえなかったためその要約版として出版したもの。要約版だが十分難解である・・・。ただカントの哲学
2023年8月5日 12:38
著者は言わずと知れた山本七平氏で1987年出版のもの。手元にあるのは2017年でなんと23刷。今でも自分含めてたくさんファンがいるような偉大な評論家である。著者詳細はウィキペディアにある。 本書の内容は著者が実際に太平洋戦争に従軍した経験をもとに「帝国陸軍」とはなんだったのかを考察したもの。手記でもあるが、その体験から帝国陸軍、広く日本を考える論考になっている。 著者の従軍体験は壮絶なもの