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2024年問題で「変わる」アマゾンフレックス配達員の働き方

今年4月から、運送業や医師などこれまで残業規制の対象外となっていた職業にも、労働時間の上限規制が設けられるようになりました。いわゆる「2024年問題」と呼ばれていますが、運送業では残業が年間960時間(一ヶ月平均80時間)までという上限規制が設けられました。

アマゾンフレックスの配達員は個人事業主であるためこの残業規制は対象外となっていますが、配達員から、アマゾンからのオファーが今年4月から変更になっている、「これまでよりも稼げなくなった」という不満が私たちのところには寄せられています。

具体的には、「荷物の量は変わらないのに、オファーの時間が5時間30分から5時間になった」や、「5時間30分から5時間に変更になり、オファーの報酬が減った」といった声が届いています。おそらくアマゾンは個人事業主であっても、2024年問題に「対応」しようという姿勢を見せているのだと思いますが、これまでよりも短時間で同量の荷物を届けなければいけないため、仕事の負担はむしろ増えています。

アマゾンは一時間あたりの荷物の量を減らして、安心して働けるような環境を整えるべきです。また報酬単価をあげることで、過労死するほど働かなくても生活できるだけの報酬を得られるようにすべきです。

また、デリバリープロバイダ―の配達員も個人事業主であるために「働き方改革」の残業規制は適用されず、長時間労働が継続している可能性があります。

Amazon Flex ユニオンのオンライン調査でも、荷物の量が多すぎたり、配達範囲が広すぎることで、事故につながったと回答した現役のフレックス配達員が何十人もいました。

アマゾンに改善を求めるために、まずは配達員の状況の大規模調査を行っております。ぜひ以下の調査にご協力ください。

Amazon Flex 仕事量・交通事故 調査

https://forms.gle/n7g7U6ut9u4h5Z9A8

また、Amazon Flexで働いている方やデリバリープロバイダーで働いている個人事業主の配達員の方が加盟できる「Amazon Flex ユニオン」に興味がある方は、ぜひこちらのフォームからお問い合わせください。

Amazon Flex ユニオンお問い合わせフォーム

https://forms.gle/wEJjpci2ujv46Pmh6

どうぞよろしくお願いします。

Amazon Flex ユニオン(総合サポートユニオンAmazon Flex支部)
www.sougou-u.jp
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