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『Think Clearly』の52の思考法を、7つにまとめてみた
『Think Clearly』、もう読みましたか?
複雑化する現代社会を、幸せに生きるためのヒントの詰まった、2019年のベストセラー書籍です。
しかし、素晴らしい内容である一方で、多くのヒントがズラーっと書かれていて、全てを覚えるのは非常に難しいのではと思います。
そのままにしておくと、「ためになった気がするけど、何にも覚えてない」なんてことになりかねません。
この記事では、本に書かれた多くのヒントを7つにまとめました。
これを読めば、本の内容を体系的に整理でき、より深い理解につながります。
ぜひ最後まで読んで、『Think Clearly』の教えをより"Clear"に理解してください!
『Think Clearly』どんな本?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140715139/picture_pc_77e09328c2a7e900f64ba4de90d82541.png)
『Think Clearly』は、現代の複雑化する世界で「良い人生」を送るための、たくさんの思考法を紹介しています。
筆者の言うところの「思考の道具箱」です。
「1 考えるより、行動しよう」
「2 なんでも柔軟に修正しよう」など、
52個の思考法が紹介されています。
しかし、なぜそんなにたくさんの思考法が必要なのでしょうか?
1つにまとめた方がわかりやすそうです。
これについて、筆者はこう書いています。
世界は複雑で、一つの理念やいくつかの原則だけでは把握しきれないということが(中略)認められるようになった。
(中略)
私たちが生きている世界を理解するためには、いろいろな思考法がつまった「道具箱」があるといい。
つまり、私たちの生きる世界は、1つの思考法でスッキリ理解できるほど単純ではないということのようです。
52の「思考の道具箱」
さてこの「道具箱」ですが、非常に役に立つ内容になっていると思います。
まず、それぞれの思考法が非常に具体的です。
例えば「5 簡単に頼みごとに応じるのはやめよう」では、頼みを引き受けるかどうかを5秒で決める「5秒決断ルール」を紹介しています。
すぐにでも試すことのできる、具体的なアドバイスが満載です。
また、現代人特有の悩みにも応えてくれます。
「8 必要なテクノロジー以外は持たない」「19 SNSの評価から離れよう」などです。
しかし、この「思考の道具箱」には、問題点もあります。
まとまりがない「道具箱」を、整理する
「思考の道具箱」の問題点、それは、まとまりがないことです。
これには2つの要因があります。
1つは、単純に数が多すぎること。
52個の思考法を、すべて理解して覚えることは難しいです。ましてや、普段の生活で、それらを思い出して適切に実践できる人は稀でしょう。
さらにそれらは、なんのルールもなくバラバラに並べられています。
一部の例外を除き、順番にルールがありません。
そのため、例えば「10 謙虚さを心がけよう」と、「49 自分を重要視しすぎないようにしよう」は、かなり似た内容なのにすごく離れた位置にあります。
そこで、この記事では、
まとまりのない「思考の道具箱」を整理してみます。
7つのグループ
整理のため、52個の思考法を、7つのグループにまとめました。
ちょうど、引き出しの中身を区切って「筆記用具」「テープ類」「メモ類」とグルーピングするような感覚です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140770351/picture_pc_ac566bc7a0dcf0b29c657a17cea4487b.png?width=800)
https://www.dcm-hc.co.jp/kurashimade/series/dcms/20190228135242.htmlから引用
同じグループに属する思考法は、似た内容だったり、基本とその応用になっていたり、セットで考えるとより分かりやすくなったりと、まとめて考えるメリットがあると思います。
せっかく独立していたものを無理やりまとめると、それぞれの思考法の意味が変わってしまうのではないか?と思われる方もいるかもしれません。
この記事では、そういった正確な理解よりも、体系的に理解することを優先しています。
以下にそれぞれのグループと、それに含まれる思考法につけられた番号と、簡単な説明を書いていきます。
「この世は非常に複雑、あるいは偶然の産物であると理解する」
番号:10・24・31・49・50・51
私たちが住む世界は、人間の頭で完全に理解するには複雑すぎます。
さらに言えば、まったくの偶然によって形作られています。
すべてを理解しようとしたり、理解したつもりになるのはやめましょう。
より詳しい記事はこちら↓
(近日中に公開します!)
「感情を当てにしない」
番号:4・11・18・30・33・35・41・42・47
人間の感情はあてになりません。
感情にコントロールされるのをやめて、逆にそれを上手にコントロールする手段を学びましょう。
より詳しい記事はこちら↓
(近日中に公開します!)
「いらないものを見極める」
番号:8・14・15・39・45・48
この世はいらないものだらけです。
なんでも欲しがる必要はありません。
より詳しい記事はこちら↓
(近日中に公開します!)
「フォーカスする」
番号:16・17・21・36・37・42・43・44
この世がいらないものだらけなら、本当に必要なものはどうすれば見つかるのでしょうか?
それを見つけ、それにフォーカスすることが、よい人生には不可欠です。
より詳しい記事はこちら↓
(近日中に公開します!)
「他者とうまく付き合って、内なる成功を導く」
番号:5・6・12・19・27・28・29・32・38・52
現代人は、ついつい他人の目ばかり気にしてしまいます。
しかし、よい人生のためには、
自分に目を向け、内なる成功を求めるべきです。
より詳しい記事はこちら↓
(近日中に公開します!)
「今の幸せを考える」
番号:14・22・23・25・26
いつか思い出すときのために、派手なことをして、いっぱい写真を撮って…
それも楽しいですが、本当に大事なのは、今この瞬間の幸せです。
より詳しい記事はこちら↓
(近日中に公開します!)
「よく検討し、すぐ実行する」
番号:1・2・3・7・9・13・34・40・46
ここまでの思考法を自分のものにして、いざ何かに取り組む時は、
「よく検討し、すぐ実行する」!
より詳しい記事はこちら↓
(近日中に公開します!)
まとめ
この記事では、『Think Clearly』で紹介された52の思考法を、7つのグループにまとめてみました。
この分類をつかって、それぞれをしっかりと記憶に定着させ、普段の生活に役立ててみてください。
また、それぞれのグループの内容をより詳しくまとめた記事を、続けて投稿する予定です。
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