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中国・台湾の顧客は認証取得に”保証”を求めてきたりもするというお話

こんにちは。SGSジャパン 機能安全チームです。
本投稿では、中国・台湾市場における機能安全認証の裏話についてご紹介します。

ISO 26262の規格上、認証取得は必須条件になっていませんが、近年、中国・台湾マーケットにおいては機能安全認証書を求められるケースが頻発しているというお話を前回いたしました。

先日、とある中国のメーカー様と製品認証の進め方についてお打合せをしていた際に、“ギャランティ”という言葉が出てきました。
要するに、我々第三者認証機関に対して、製品認証が絶対取得できるよう
“保証”してほしいとのこと。そのために機能アセスメントの監査を何回でも受けられるような(フォローが何回でも受けられるような)パッケージプランを提案してもらえないかとまでリクエストがありました。

誰しもが認証取得を保証してもらえたらいいなとは思うものの、認証という意味合いも考えるとなかなか口に出しては言えないリクエストですが、それをストレートにリクエストしてくるあたりが、さすが中国企業のアグレッシブさを感じます。
また同時に、中国市場にとって、認証書というのはやはりなくてはならないものなのだと感じさせられる一コマでした。

前回記事内でご紹介しているプロセス認証、製品認証の具体的な実施手順、期間、概算費用などのご質問につきましては、下記までお問合せください。

■お問い合わせ先
SGSジャパン株式会社
C&P Connectivity 機能安全
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